2月21日、宮崎県の木城町での「在宅医療応援シンポジウム」のイベントが無事終了しました。
最後まで安心して地域で暮らしていけるよう、児湯郡内の在宅医療推進に向けて、人・場・雰囲気作りを目的とした「第1回在宅医療応援シンポジウム」が木城町のリバリスという施設で行われました。愛にあふれた時間でした~。
第一部では福岡県栄光病院専属牧師の清田直人さんの講演会がありました。
生きること、死ぬこと、愛することなど、いのちについての心に響くお話をじっくり聞くことができました。そして、そのお話を聞きながら現代美術作家のMYU↑さんが即興絵画アートをされて、言葉と視覚によって皆さんに語りかける素晴らしい時間となりました。
清田直人さんの講演会から引き継ぎ、第2部で「チェレステ楽団」の演奏もさせて頂きました。
MYU↑さんの絵画も、第一部の絵を包み込むように世界が広がって行きます。
たくさんの方がこのシンポジウムに足を運んで下さり、また初めての宮崎でのライブに二人大変緊張しましたが、心を込めて演奏させて頂きました。
心の癒しと大切な命をテーマに曲を選ばせて頂きました。
不思議と、第一、二、三部のそれぞれ出演の皆さんの思いがリンクし、
大きな愛に包まれた中で演奏することができ、幸せな時間でした。
大変ありがとうございました。
本日のMYU↑さんの即興絵画。
天の雫、愛の雫にあふれています。
MYU↑さんの、まんまるで優しい世界にまた入ることができてとってもうれしいです。
私の涙も、この絵のように誰かを優しく包む事ができるといいなあ~。
第三部の木城クリニックの永田昌彦さんの、在宅医療をされている方々への愛のこもったメッセージにも、大変感動させられました。命を預かり、最後を看取るという大変なお仕事の悩み、難しさを自分の実体験をもとに、語られる姿に大変みなさん勇気づけられたのではないかと思います。
公演も無事終わり、シンポジウムに関わった、たくさんの皆さんとの懇親会も開かれ、普段聞けないいろんなお話を聞かせて頂きました。皆さん熱い方々ばかり。
自分のお仕事、町の事が本当に大好きで、とっても素敵だなあと思いました。
久しぶりに時間を忘れて、、
すっかりお酒とお料理とお話に酔って、、
その夜は「ワンビーノ」というペットも泊まれるとっても可愛いお宿に泊めさせて頂きました。
疲れた体や胃を癒してくれる朝食に感動!!
夜遅くに帰ってきた私たちを見て、胃に優しいお食事を用意して下さっていました。
写真にはありませんが、焼きたてのパンや、あたたかいスープもまた美味しくて、ついつい食べてしまいましたが、全く胃もたれせず、またお昼になっても、その美味しかった味が続いておなかがすかなかったので、とっても助かりました~。
ワイン好きのオーナーだそうで、またご夕食も楽しみに泊まりに行きたいです。
大変ありがとうございました。
木城町には、また「木城えほんの郷」というところがあるそうで、
短い時間でしたが、少し見学させて頂きました。
郷の地図。森のえほん館や森のきこり館。森のコテージに水のステージ、森の芝居小屋と
森の中にはたくさんのみんなが集える場所がありました。
MYU↑さんとシンポジウムでお世話になりました木城クリニックの永田先生と。
この日は斎藤隆夫の世界展が催されていました。「かえるの平家ものがたり」「かえるの竹取物語」などの原画の展示がされ、興味津々。原画はやはり素晴らしいです。細かいひとつひとつの愛のこもった線が伝わってきます。
絵本のたくさん置いてあるお部屋では、トシオさんの好きな長新太の「キャベツくんとブタヤマさん」のシリーズに浸ったり、五味 太郎さんの「ゆかいにひろがることば絵本」になんだか大変癒された
楽しい時間を過ごしました。
木城クリニックロビーにて。
MYU↑さんが壁画を制作中で、あと少しで完成だそうです。
病院に入ったらすぐに、まずはこの明るくてかわいい絵に元気を貰えます。
永田先生の、患者さんたちやそのご家族のみなさんの心を医療だけでなく、絵画や音楽、コミュニケーションによって元気づけたいという思いが伝わってきます。
また、私達チェレステ楽団のCDも、少し置いて下さる事になりました。
是非是非こんな素敵な永田先生に会いに木城クリニックに行ってみて下さい。
クリニックの枠を超えて、町の方々が集える素敵な場所になる事をお祈りしています。
素敵な木城町での時間。スタッフの皆さんの心づかいには大変感動しました。
そして出会った皆さんのおかげで大変心癒されました。
参加することができて本当に幸せです。
これからも木城の町が、
ますます愛にあふれた豊かな町になっていく事を心からお祈りしています。
本当にありがとうございました。