激しい雨の中屋久島からフェリーに乗って鹿児島市につきましたら、空は晴れ渡り、うっすら霧の向こうに虹色をまとった月が浮かんでいました。
明日は姶良市蒲生町にあります森のようちえんへ遊びに行きます。
屋久島のOさんが大好きな幼稚園で行ってみて〜とご紹介頂きました。
どんなところだろう。わくわく。街に大きな楠があるそうで、とっても素敵な所のようです。
食事を済ませ近くの静かな公園で今日はお休み。
あんまり静かなところでしたのでぐっすり眠れました。
目を覚ますと枝の間からうっすらと月が見えました。
お外へ出るとう〜〜寒い。
枝が露にぬれ、はく息も白く、いつもの体操も、手が真っ赤になって、冬がやってきたようです。
昨日行けなかった温泉で体を温めて、
さあ出発!
まずは、姶良市蒲生町の楠にお祈りに行く事に。
あ、ここは!
去年来ました!そうそう去年の今頃です。
日本一の楠、樹齢1500年の楠。
あれからもう1年も経ってしまったのですね。早いものです。
お導きくださり、本当にありがとうございます。
さあ幼稚園へ
山をずんずん登ってゆくと、通り過ぎそうになるほどひっそりと、
森のようちえん
着きました。わ〜ゲル!
ちょうど前日、トシオさんといつかゲルのような場所でチェレステ楽団のお祭りが出来たらなあと話していたんです。不思議〜。
こちらは楠学園。
ようちえんも楠学園もみんなで手作りですって。今年の激しい台風を乗り越えた、しっかりした作りです。
楠学園には小学生から中学生までいます。
スペインとイタリアから来られたボランティアさんと子供たち。
スペインの彼が手品をしていました。
英語、スペイン語、イタリア語、日本語まじりのやり取りですが、みんなで教え合って通じ合っていました。世界中からいろんなボランティアさんが来られるので、子供たちには普通の事なのでしょうね。素直に笑う楽しそうな少年たちの笑顔を久しぶりに見たような気がします。
周りに広がる森の遊歩道。
雨がぱらぱら降り出しても、子供たちは外で元気に森の中を遊びます。
お昼には、みんなでお料理のお手伝い。
大きなお釜で炊いた美味しいご飯、
お野菜いっぱいのお汁を頂きました。
美味しかった〜。
お片付けだって自分たちでします。
さあコンサートが始まるよ〜。
ゲルにみんなで集まって、チェレステ楽団のコンサートをさせて頂きました。
ゲルの中は暖かく、意外と広くって、また丸い形ですので音響も面白い感じでとても良い空間でした。
「ネムリネズミ」という曲を演奏すると、子供たちがネズミになって踊りだしました。
楽しくて楽しくて、うれしかった〜。
演奏が終わると、楽器に興味津々の子供たちと一緒に遊びました。
楽しい幸せな時間。
こんな学校で思いっきり遊んで思いっきり勉強したかったなあ〜。
皆さんと一緒に。
あたたかく迎えて下さりありがとうございました。
森の仲間になれてうれしかったです。
また寄らせて下さい。
日本にもこんな素敵な学校があるんだと、びっくりしました。
そしてとてもうれしくなりました。
どんな子供たちも丸ごと受け止めてくれる、
素直なままでいられる学校。
そんな森のようちえん、楠学園。
子供がいたら、こんな学校に通わせてあげたいなあ。