こんぴらさん


最後の清流四万十川を目指して車を走らせていると、
「こんぴらさん」
という看板が出て来ました。
何にも考えず四国にやって来たので、あ!こんぴらさんって聞いたことあるね。
ここみたいだよ〜。
気づいてしまったからには、行ってみるしかありません。

しかしながら、観光客の多いこと。駐車場に車を止めるのも一苦労です。
でも運良く海の科学館の駐車場に止めることができ、受付に行くと船がたくさん。
トシオさんまた興味津々。
でもでも、まずは、お参りに行ってからね。

まずびっくりしたのが階段。
通る人通る人、杖を持っています。
もしかしてとても大変なんじゃ、、、。
と不安になりながらも、足腰には自信があります。
最近ちょっと運動不足だと、トシオさんも張り切りモード。

階段途中に猫ちゃんが。なんだか絵になります。
近づいてみると、おっと近すぎました。

でもちっとも逃げません。人間に慣れてらっしゃる。
毎日こうしてお参りの人たちを迎えているのですものね。

お寺の門が見えて来ました。
まだまだずんずん行きます。

今度は鳥居が。
神仏混合の世界。

こんぴらさんの看板のデザインがかわいらしい。
ウェブもそうですが、よく行き届いています。
金比羅だけに、お金の要素が強く、ちょっとびっくりです。

あの階段を上れば。

金刀比羅宮(こんぴらさん)
初め大物主神を祀まり、往古は琴平神社と称していたそうです。

中古、本地垂迹説の影響を受け、金毘羅大権現と改称し、
永万元年に相殿に崇徳天皇を合祀しました。
その後、明治元年に神仏混淆が廃止されて元の神社にかえし、
金刀比羅宮と改称し、現在に至っています。

たくさん上ってきたかいがありました。
境内からの眺めは、絶景です。

瀬戸内海の海水が深く湾入し、潮が常に山麓を洗う湾奥に横たわる琴平山。
大物主神は、良き碇泊所であったこの地に表日本経営の本拠地と定めて、中国、四国、九州の統治をされたと伝えられているそうです。

町並みが模型のよう。
まるでおもちゃのような人間の暮らし。
神様が思い描いていた人間の暮らしはどんなだったでしょう。
こんな私たちを、見捨てずどうぞどうぞお導きください。


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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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