憧れのステンドグラス


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世田谷にやってきました。

とっても素敵なところに行くよ~。とだけ教えてくれてトシオさんが連れて行ってくれました。

どこに行くんだろう。茨城の実家から電車に乗って、バスに乗って、2時間ぐらいかけて、、。

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10時の窓の付いた塀にバラの花が美しく咲いていました。

ここはどこなのでしょう。どうやら学校のようです。

入り口に聖ドミニコ学園と書かれていて、どうやら学校に訪問するようです。

大丈夫?トシオさんは事前に約束をしていたようで、中に通してもらい、事務所へ行くと事務局長さんが案内してくださいました。どうやら学校の中にある聖堂へ行くようです。

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聖堂の入り口には、最後の晩餐の絵がかけられていました。

事務局長によりますと、徳島の大塚美術館にある最後の晩餐の陶版のレプリカを3分の1にした大きさのものを、学校の60周年の記念に作っていただいたそうです。さすがカトリックの学校です。その他にもたくさんの彫像や絵画が飾られ、小さな頃から芸術に触れる機会がたくさんあって本当に羨ましい!!

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聖堂に入ると、美しいステンドグラスが光を受けて輝いていました。なんと神々しい。

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聖ドミニコの生涯を描いたステンドグラス。

トシオさんの大好きな芸術家であり神父のアルベルト・カルペンティールのステンドグラスでした。なんと荘厳で美しい。日本に、そして学校にこんな素敵な作品が飾られているなんて。これを見せたかったトシオさん。トシオさんの洗礼名は聖ドミニコなんです。このステンドグラスに憧れていたそうでなんとか実物を見ることができないか、学校に問い合わせをしたところ、見せていただけることになったそうです。トシオさんの瞳がうるうる。よかったね。中世の感じに見えますが、この作家のアルベルト・カルペンティールさんは現役で、今でもベルギーの修道院で作家活動をされているようです。この方の描く世界にインスピレーションをうけて、トシオさんも独自の絵を描いているようですよ。いつかベルギーの教会にある作品も見に行きたいね。四国のカタリナ大学にも作品が少し展示されているそうなので、そちらも。夢は広がります。

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学校の中庭にはルルドのマリア様がいらっしゃいました。使われている石は、ここにもともとあった資産家のお家の玄関の飛び石がそのまま使われているそうです。休憩時間にマリア様と戯れる子供たちがなんとも微笑ましく、羨ましく、、。

 

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校門の守衛さんがとっても素敵な方で、お写真を撮ってくださいました。事務局長さんもお忙しいのに、時間をとって私たちのために案内してくださり、本当に感謝です。

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聖ドミニコは、アッシジの聖フランチェスコと同時代に生きた方で、お友達だったようです。二人に共通する、すべてを人々のために神様のために捧げた人生。惜しみもなくいつも人のために尽くしている優しいトシオさんの姿が二人と重なって行きました。

素敵な時間をありがとう。

 

 

 

 


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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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