線路をたどれば


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上士幌の糠平の三の沢橋梁
糠平湖に季節によって姿を変える「タウシュベツ川橋梁」という橋の写真を見て、いつか行ってみたいなあと思っていたのですが、
いとこに「かなり風化し続けているのでそのうちに見られなくなるかもよ。写真撮るのにいいよ~」と教えていただき行ってみることに。でも残念ながらタウシュベツ川橋梁は、ツアーの予約か、通行許可をいただいて柵の鍵を借りに行くか、熊に気をつけながら自力で4キロ歩いて行くか、の選択しかなく、自然センターに行ってはじめて知ったので、どの選択肢もこの日は無理そうでしたので、他にもある橋梁を幾つか見て回ることにしました。ここは三の沢橋梁。下に降りれるようになっていて、降りてみると、今年は雨が少ないのか糠平湖が糠平湖が遠く向こうにあり少し歩いてみました。
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この時期だと通常はきっと水の中かなあ。
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広いね。なんだか別の星に来たみたい。人工湖だから元は木々がおいしげっていたのでしょう。切り株がたくさんありました。
遠くにタウシュベツ川橋梁がうっすら見えました。ここから歩いて行けるかなあ~なんて思ってみましたが、暑いし危険だし到底無理な話です。台風10号の被害の影響で、いろいろ崩れているようですので、、、。
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タウシュベツ川橋梁
国道沿いにタウシュベツ川橋梁展望台があったので憧れのタウシュベツ川橋梁をそこから眺めることに。ここからでも十分美しさと不思議さが伝わります。切り株と観光客の人達の姿が小さく見えます。きっと想像しているより橋は大きんだろうなあ。このころは水に浸かっていることが多いようですが、むき出しです。なんだかどこかの砂漠の遺跡のようです。水に浸かって全然見られないこともあるそうです。冬には氷の上に顔を出して、とっても幻想的なのだそうです。しかも、クマの心配もないし、スキーですいすい~。やっぱり冬かだよね~。
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線路の跡は遊歩道になっていました。この国鉄士幌線は十勝北部の農産物や森林資源の開発に貢献した鉄道だそうです。しかし、森林資源の枯渇と車の普及により1978年に廃線になったそうです。
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線路を辿ればいろんな橋に出会えるのでしょうね。木陰があるので涼しくお散歩できそうです。でもブヨがいるのでご用心。
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第五音更川橋梁にて
たくさん橋があったと思うのですが、ぼんやりして車だとすーっと通り越してしまうので、3つしか橋梁は見られなかったけれど、なんだか面白かった。朽ちゆく姿が美しいと感じるのは何故なのでしょう。またコンクリート製の橋ですがこの土地の石や砂利を使っているので自然ともなじみやすいのでしょうか。ぼんやり眺めていると、鉄道が走っていた時代の風景がすーっと見えてきそうです。
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旧線路の隣を走る現代の道路の脇には、可愛い野の花がたくさん咲いていました。
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蝶々もたくさん飛んでいます。
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ここは楽園?
橋を見に行くはずが、野の花にすっかり気を取られてしまいました。誰が植えたわけでもないのになんという美しい道端なのでしょう。こんなお庭に住みたいなあ。
 
 
 

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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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