11月20日、福岡県の玄海町にあります値賀小学校でチェレステ楽団のコンサートをさせて頂きました。大分の実家からの出発でしたので、早朝に出発。
高速道路から日の出前の霧に包まれた、きれいな湯布院の町を見ることができました。
今日も1日素敵な日になるといいなあ。
青く澄み切った空に輝く値賀小学校
学校に着くと、いろんな所に「チェレステ楽団の皆さんようこそ値賀小へ」の張り紙が。
あたたかい心づかいに緊張していた心もほぐれ、なんだかとってもうれしかったです。
先生方がお手伝いして下さったおかげでスムーズにセッティングが出来て、
無事コンサートをはじめられました。
ありがとうございます。
皆さんとってもお行儀がよく、
私たちのオリジナルの歌や、古い童謡、わらべうたなど知らない曲もあったと思うのですが、
一生懸命耳を澄ませて聴いて下さり、たくさん拍手をして下さる姿がとっても可愛くて、うれしかった~。お外はぽかぽかですが、体躯館は少しひんやりして、緊張もあったので足がぶるぶるしていましたが、子供たちの笑顔に胸がいっぱいになり、あたたかくなってきました。
珍しいタブラの説明にも興味津々。
タブラ言葉では、子供たちが口を押さえて笑いをこらえたり、
思わず吹き出したり、聞き慣れない言葉に、大盛り上がり。
よかった~。
そのうちに前列の1年生がみんなトシオさんのタブラのリズムに合わせて、おひざをたたいていました。なんて愛らしいのでしょう。
正座をしてみて下さったのですね。
本当にびっくりするぐらい純粋な子供たち。
私たちも、心を込めて演奏することができました。
最後には校長先生のギターの伴奏に合わせて、歌をプレゼントして下さいました。
卒業生たちの詩に音楽好きの校長先生が、作曲されたそうです。
素敵な歌と、皆さんが心をひとつにしている姿に大変感動しました。
そして素敵なお言葉と、きれいなお花を頂きました。
キラキラ透き通る目をした男の子が、
「ハープの音色がきれいでびっくりしました。」と言って下さいました。
うれしかった~。また頑張れそうです。
子供たちと触れ合える機会を頂いて本当にうれしいです。
校長先生と、今回の企画をお世話して下さった方と。
旅のご縁のつながりで、私たちの音楽を気に入って下さった町の歯医者さんが、
子供たちに音楽を!と町の方に声をかけて下さいました。
あたたかく迎えて下さり、またいろいろと町の事など教えて頂き、本当に感謝です。
6年生と一緒に、給食を頂きました。
この感じ、懐かしいなあ。
今日はカレーでした。お豆がたくさん入っていて、美味しかった~。
みなさん、本当にお行儀がよく、私の方が緊張してしまいました。
ストロー持ってきてくれたり、お皿を一緒に片付けしてくれたり、ありがとうございました。
トシオさんもうれしそう。
なんだか溶け込んで、生徒さんみたい。
みなさんと給食をご一緒出来て、素敵な思い出になりました。
校長室にて
後ろに張られている切り絵は校長先生が作られているそうです。
躍動感のある素敵な作品がたくさん。
そして校長室には、たくさんのギターが置かれていて、
いつも子供たちと歌を歌っているそうです。
大変多才な校長先生。
お話しされている姿が、本当にキラキラしていて、
こんな素敵な校長先生に出会った事がありません。
子供たちの事が、本当に大好きで、「私の自慢の子供たちです。」
とおっしゃっていました。
私も先生の生徒になりたかった~。
子供たちと。
実はこの値賀小学校は、今年で廃校になるそうです。
来年からは町の他の学校と合併して、新しい学校に移られるそうです。
新しいお友達が出来るかなと皆さん不安もあるそうです。
でもきっと、ここで学んだ、あったかで、まっすぐな気持ちでいればたくさんのお友達に恵まれる事でしょう。皆さんの未来が楽しみですね。
素敵な小学校に出会えて本当に幸せでした。
大変ありがとうございました。