平谷餅つき踊り


十津川村の温泉で出会ったおじさまが、小学校で踊りを教えに行くと聞いて、是非見に行きたい!!
という事で、小学校へ行くことになりました。

わ〜木造の学校。
こんな学校でお勉強するの憧れだったなあ〜。
トシオさんも小中合わせて13人ほどしかいない北海道の富良野の小さな学校に通っていましたので、とっても懐かしそう。
今日は運動会の練習。村の保存会の方々が協力して踊りを教え、みんなで踊るそうです。

学校の向かいにある、村のホールの運動場に子供たちが集まっていました。

おじさまの美しい歌声と太鼓に合わせて、みんなで踊ります。
平谷餅つき踊り保存会の方々が、子供たちに伝承しています。

私も少し参加させて頂きました。
この扇子の踊り、難しかった〜。
保存会の方の美しい扇子さばきに目がぐるぐる。
子供たちは上手に踊っています。

餅つき踊り
長い杵棒を持った男性が餅を搗くように踊り、その周りで踊り子らが輪になって踊ります。
最後にはお餅が撒かれるそうです。

十津川村では昔から祖先の霊をお祭りし、生活を楽しくさせるために、生活の中から生み出した歌や踊りを踊っていました。歌や踊りはつらい農作業や、山仕事を支える楽しみであったそうです。
昔はいたるところで踊られていたそうです。最近は過疎の影響で、あまり踊られなくなった地域もあるそうです。

平谷餅つき踊り保存会の方々と。

この方々のおかげて、平谷地区には踊りがたくさん残され、保存されています。昔から伝えられてきたこの素晴らしい踊りを後世に長く継承されるように努める事は、現代に生きるもものの重大な使命である、そう語るおじさま。実は、この平谷の餅つき踊り保存会の会長さんでした。
おじさまも、昔はバイクに乗っていろんな所を旅されていたそうです。そして、今はこの村の文化の伝承に力を入れ、村のためにいろんな活動をされています。
そんな素敵な村の踊りに少しでも触れることができて幸せでした。
おじさまに出会えて本当にうれしかった〜。そして心からなつかしく思うこの素朴な村に来る事ができて、一生の思い出になりました。

おじさまに頂いた貴重な踊りの本。踊りのDVDを見ながら、踊りの練習が出来ます。
いつか村のお祭りで、みんなで歌い踊る日を夢見て。

本当にありがとうございました。


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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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