長崎県鹿島市にあります道の駅に、
小さな水族館がありました。
そこにとっても珍しい、エツというお魚がいました。
弘法大師が筑後川を渡る際、渡し舟の船頭に払うお金がなかったので、近くに生えていたヨシの葉を取り、それを川に浮かべたところ、たちまち魚(エツ)に変わったそうです。
九州のこのあたりしか発見されていないそうで、しかも水槽に入れるとぶつかって脳しんとうを起こしてしまうので飼う事が難しいらしく、水族館で見られるのは滅多にないそうです。
「今とってきたばかり。」と
汗を拭きながら海から帰ってきた水族館の館長お兄さんがとても親切に説明して下さいました。
自らとりに行かれるんですね〜。
お魚が大好きなんだろうなあ〜。
涼しげなクラゲがゆらゆら。
「今年はクラゲが多いよ。気温が高いからプランクトンが多くて。」
とお兄さん。
クラゲはプランクトンを食べるんだあ〜。
「いえいえ、クラゲはプランクトンだよ」
え〜びっくり。
クラゲは単細胞だったのです!知りませんでした。
意志もなくただ波にゆられているだけなんですって。
ただ、何かにぶつかったときにびっくりして刺を出すのだそうです。
なんだか僕みたいだなあ〜。とトシオさん。
う〜ん、深い意味があるのかなあ。