ホール オブ ホールズ 六甲


私たちにとって台風は大変身の危険を感じます。
風が強いと車ごと横転してしまいます。
車もフリートップ(テントになる部分)を開けないので、下の狭いスペースで眠るしかありません。
せっかくの京都でしたが、結局道の駅でおとなしく過ごすことになり、楽しみにしていた街ぶらり散歩もあきらめ、車の中でライブの打ち上げもかねてだらだらと飲んだり食べたり、おしゃべりしたり、映画鑑賞をしました。旅をしていると、朝が早く、毎日が新しいことばかりなので日が暮れるともうすっかり疲れてしまうので、ゆっくりワインなど飲んだり、テレビなど見る暇がないんです。雨のお陰でなんだか本当にお家にかえったようで、ぺちゃくちゃおしゃべりしたり、大音量で音楽を聴いたり、楽しく過ごしました。

それでも兵庫県でのトシオさんの仕事の打ち合わせがありましたので、また移動。
台風も少し遠くなっていましたので、雨も上がり、無事に台風を乗り切りました。でも途中の川は、どこも増水して、今にもあふれそうです。山の斜面のあちこちから水が流れ、いろんなゴミが散乱していました。先日訪れた岐阜県の金山湖のあたりは水があふれ、離れ小島のようになっていたようです。関東も大変な被害が出ていたのか、事務所からは安全を確保するようにメールが流れていました。災害が続いたり、また、大震災説が流れていたりと、不安な日々が続きます。
皆様の無事を祈るばかりです。

兵庫での用事も無事終わり「ホール・オブ・ホールズ六甲」に訪れました。
以前岡山のデパートでのオルゴール展で、いろんなオルゴールを聴かせてくれた親切な方に出会い、イギリス風のオルゴール館「ホール・オブ・ホールズ六甲」のことを教えて下さいました。ここの社員の方だそうですが、ご自身も自費で世界中のオルゴールの買い付けや、職人さんのところへ訪れたりと、筋金入りのアンティークオルゴールのコレクターのようです。そんな方のいらっしゃるオルゴール館に一度訪れたいなあと思っていました。

シェイクスピアの生家のような木組みのオルゴール館。
六甲の大自然に囲まれ、涼しい風が吹き抜けます。

お庭の木々も実を落として、秋の様相です。

 

お庭には、現代アートの展示もされていて、池にナイフとホークがささっていたり、
バラのような造花が一面に刺さっていたり。不思議な光景です。

(お写真をあまり撮れなかったので、ウェブのお写真をお借りしました。)
館内にコンサート展示室お部屋があって、30分ごとに変わるいろんなオルゴールのコンサートをしています。なかなか聞くことの出来ない、大きなシリンダーオルゴールや、ディスクオルゴール、自動人形や、自動演奏オルガンなどたくさんのオルゴールを聴かせてくれます。
後ろの大きな自動演奏オルガンは世界最大級のダンス・オルガンだそうです。
迫力のある大きな音で、微妙にずれるリズムや音がまた味を出して、楽しいです。
私は手回しのパイプオルガンの音が一番好きでした〜。

でもやっぱり、小鳥のオルゴールが気になって、回してもらいました。
ひほひほ。なんてかわいい。
小さな小鳥のオルゴールも無理言って回してもらいました。
つい昔、ちいさなふいごの仕組みがかわいくて職人になろうかと考えていたトシオさん。
そちらの道の夢でも見ているのでしょうか。
また遠い目をしています。
いつか自分で仕組みをこしらえるかもしれませんね。


About

空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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