オルガン


ゆっくり岐阜楽しんでしまいましたので、早めに京都に近づいて、ライブの準備や、やり残していることをしてしまおうと琵琶湖の近くまで来ました。
すると、雨がざあざあ。
昨日の岩屋のが今日じゃなくてよかった〜と思いながらも、台風が心配です。

雨が打ち付け、車が揺られます。
背が高くて細い車なので、風には要注意です。
琵琶湖の水はあふれたりしないのでしょうか。

雨がやみましたので、水辺に降りてみました。
きれいな琵琶湖の水辺でした。

京都の都市部には道の駅がないので、一番近そうな「琵琶湖大橋米プラザ」というところで停泊することに。大変人気のある道の駅でたくさんの車がとまってまっていました。
夜になると静かになるかな〜と思ったら、ここの道の駅は日が暮れるとどんどん人が増えていきます。
胸まで防水のズボンをはいて、釣り竿を下げて琵琶湖の方へ向かってゆきます。
結構遅い時間も続々と。

すっかり晴れて、お月様が出ていました。
琵琶湖大橋の灯りが水面に映りきれいです。

お天気のよい朝。
前の日が遅かったので、日はすっかり昇り、まぶしくて目が覚めました。
湖を見ると、杭のような物が湖にたくさん。
いえいえ、人のようです。
たくさんの人が湖に浸かって釣りをしていました。
夜や、朝の涼しい時間を狙って釣りをしているようです。
もしかして、夜の方が魚が夜行性だから釣れるのかなあ。
琵琶湖文化ですね。

いろんなことを片付けているとあっという間に夕方になり
温泉のあるところへ車を走らせていると、
アンティーク、オルガン工房の看板がありました。
工房ですって!!
恐る恐る店内に入ってみることにしました。

たくさんのアンティーク家具が所狭しと並べられています。
よく見ると、十字架を掘られた椅子、教会などにあるような連なった椅子、
テーブルもなんだか普通の家具ではありません。
奥の方に行くと、素敵なオルガンがたくさんあって、興味深く見ていますと、
お店の方がいらして、「楽団ですか〜」と声をかけていただきました。
車を見たのでしょう。
「はいチェレステ楽団をやっています。メンバーは二人ですが、、、。」
すると、お店の方が工房の方に案内してくれて、たくさんの作りかけのオルガンを見せてくれました。あまりの数の多さにびっくり。実は、イギリスにアンティークの買い付けに行った時に、使用されなくなった教会が解体されている現場にちょうど出くわして、もう捨てられるというオルガンや椅子、説教台、ステンドグラスなど、みんな買い取ってきたそうです。イギリスの木工ですので古くなればなるほどいい味が出てくるものばかり。シンプルで高級感があります。

お店の方。
古い戸棚にパイプオルガンを入れてみたり、ふいごを制作してみたり、古い楽器を試行錯誤して現代によみがえらせています。
またオルガンに別の鍵盤を入れてmid加工をしていろんな自動演奏ができるようにしていると聞いて、トシオさん興味津々。こんなことしたかったよ〜。とうらやましそう。
木工職人にも、電子楽器にも、民族音楽にも、教会にも興味があるだけに、その全てを満たしていたのでもう楽しくてしょうがないようです。

いつか、お家を持てるようになって、小さな音楽会の出来るお部屋を作ったときには、ここのオルガンをお部屋において、オルガン奏者の方に来てもらって弾いてもらうもよし、自動演奏を楽しむもよし、あ〜夢が膨らみます。その時まで、在庫があるといいのですが、、、。売約済みがはられていたり、カフェや教会などで需要があるようなので、、、。
オルガンだけでなく、家具も私たちの大好きな物ばかりでしたので、本当にいつかお世話になりたいです。がんばります。その時までどうぞお元気で、また寄らせて下さい〜。
ありがとうございました。


About

空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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