天川村、いろんな意味で心に残る忘れられない場所となり、胸もいっぱいになりましたので、美しい天川を眺めながら、この地を去り、三重県の方へと車を走らせました。
車を走らせて行けば行くほど、自然が壮大になり、ゴツゴツした岩のなかを流れる川が台風の後のせいか、増水して恐ろしさを感じました。
知らない土地で二人ぽっちりですので、偉大な自然を前にするとちょっと怖くて不安な気持ちになります。
温泉と一体型の道の駅へ着き、湯に浸かりゆっくりしていると、おばあさんが話しかけてくれました。
いろんな話をしていたら、なんだか二人とものぼせてしまって、一緒に腰掛けておやすみしたりしていたら、すっかり仲良くなって、、
とても可愛らしいおばあさんでした。
お風呂から出ると、チェレ号を見つけて、あなたの車だと思ったわ。
とやって来て、この色が大好きなの、私の服と同じ感じでしょう。
とたいそう気に入ってくださいました。
おばあさんはバスでいらしていて、バスが来るまでトシオさんと3人でおしゃべり。
ここの川の水はいつもは水は少なくて透明で本当に綺麗なんですよ〜。
車で旅をしているんです。
というと、とっても心配そうでした。
食べるものはどうしているの?泊まるところは?洗濯は?仕事は?
色々話しているうちにおばあさんも一緒に旅をしている気分になったのでしょうか。
顔がキラキラしていました。
そしてこの道の駅なら大丈夫よ。安心してとめていられるよ。
と太鼓判を押していただきました。
自分のために買った葛入りの胡麻豆腐を美味しいから食べてと頂いてしまいました。
その夜はタイカレーを作って、お野菜に、そして葛入りごま豆腐。
おかげでこの日は大変なおごちそうになりました。
そして安心してゆっくりおやすみ出来ました。
おばあさん
本当に親切にしていただき、ありがとうございました。