九州を離れ、山口県の「北裏街道豊北」という道の駅でお休みしていると、ものすごい風で大変。春の嵐が猛威をふるって、車が揺れに揺れています。
そして、先週まであんなに暖かかったのに、また冬に戻ったかのようなお天気。綺麗な海を見たいなあと思っていたのですが、曇り空で海も荒れに荒れて、エメラルドグリーンに浮かんでいるはずの橋が、、、。グレーの世界に包まれています。
昨日まで元気に過ごしていた私も、なんだか寒気がしてきてどうも怪しい。
でもとりあえず関東の用事まであまり時間がないので先を進みます。
なんだか具合の悪くなってゆく私のために、途中海沿いを離れ温泉へと、匹見峡温泉へ行きました。
まだ桜が美しく咲いていました。春の霞に包まれた美しい里の景色。
私の好きな温泉で、水も景色も綺麗な場所ですのでとっても癒されたのですが、、。
あれれ、雪が散らついてきました。風情があるなあ。
あんまり寒いし風もひどくなりそうなので、日本海側は諦めて太平洋側から関東へ向かうことに。
でもその前に山道を通らなければなりません。
あれれ、これは雪が益々降ってきました。
ついこの間車のスタットレスタイヤを夏用に履き替えたばかり。
なんということ。
ひゃーこれはスリップしちゃうかも。
もう危ない。引き返そう。
仕方なく、来た道を引き返し、急いで日本海側へ戻ることになりました。
しかしまあ風がひどく、寒さも増して、わたしの気管支は真っ赤に腫れダウン。
気管支が晴れるとすぐ39度近く熱が出てしまうので、下がるまでの辛抱です。
道の駅で、トシオさんがペットボトルにお湯を汲んできてくれて、布団に入れて温めて眠りました。
歌う私は、ウィルスや風邪菌がそのまま気管や肺へ直行してしまうので、二人車旅はなかなか大変です。
トシオさんもまだ治りきっていないから、、。ふたり道の駅でダウンでした。
これも強くなるための試練。これを乗り越えれば用事のある頃には元気に過ごせるはず。
旅中での体調不良はなかなか大変ですが、これも経験。
なんとかなります。ゆっくり体を休めましょう。
春の小休憩でした。