さあ玄界灘に浮かぶ大島に着きました。
海きれい。エメラルドグリーンに輝いています。
しかし日差しが強いです。眩しくて目が開けられません〜。
船着場から出て5分ほど歩いてゆくと宗像大社中津宮。
湍津姫神をお祭りしています。海運漁業者の信仰が、とりわけ篤いお宮だそうです。
階段が急で段差が激しいので、これくらい登っただけで足が棒になります。
でもこれにもきっと意味があるのです。
中津宮本殿。とってもすっきりしていて、女性の神様らしい奥の鏡がとても印象的でした。
古事記、日本書紀に記載されている伝説。
『天真名井』で天照大神と須佐之男命の誓約により、天照大神が、須佐之男命の、 剣、十拳剣をとって三っつに割り『天真名井』の聖水を口に含み勢い良く吹きかけ、その吐噴霧から3柱の女神が化生いたしました」
それがこの化生伝説の社だそうです。
ご神木の前で一休み。
ここはなんと天ノ川伝説の地であります。
この天ノ川と呼ばれる川に、御嶽山の伏流水、『天真名井』霊泉、 が流れ込んでいます。
そして天ノ川を挟んで、織姫を祀る神社、織姫神社、牽牛を祀る牽牛神社が祀られていました。
この2つの神社を併せて、星の宮と呼ばれ、七夕伝説の発祥の地といわれています。
織姫神社
牽牛神社。
両神社とも、昇り降りが大変。縁を結ぶのも大変なものですね。
今年は素敵な七夕を満喫しました。感謝の気持ちを込めて、お祈りしました〜。
あんまり暑くってもう汗だくになりましたので、海に飛び込みたくなりました。
いざ足をつけてみると、ぬる〜い。それでも久しぶりに海水に浸かり楽しみました。
浜辺を歩いてゆくと小夜島といわれる小さな島がありました。
夜は潮の干満により小夜島が、月夜に浮かぶようですよ。
その横に潮が引いているときに二人で渡りきると結ばれるという砂浜もあって、渡ってみました。
もちろん手をつないで〜。
浜辺にはたくさんの貝殻が落ちています。子供の頃夢中で拾ったなあ〜。
夏の家族旅行は一生の宝物。
帰ってきて現実に引き戻されても、しばらくは貝殻を耳にあてて、波の音のような潮風のような音を何時までもきいて、海を思い出していました。
向こうから戻ってくるとすっかり潮が満ちて、道が無くなってゆきます。
ギリギリでした。
本当に暑い一日。車に戻るとなんだか顔や手がひりひり。
鏡を見るとヒャ〜真っ赤か赤。焼けちゃった〜。
でも島に渡っている間に本土の方は雨が降っていたらしく、涼しくなっていました。
宗像大社、満喫の一日。
門司港の夕焼け。
さあこれから関門トンネルをぬけて九州を離れ本州へと入ってゆきます。
どんな出会い待っているかしら。
楽しみです。