神倉神社で知り合った方のおすすめで、熊野本宮大社と大斎原へ
熊野本宮大社
熊野三山の一つで、明治22年の大洪水で流されるまで熊野川・音無川・岩田川の合流点にあります大斎原といわれる中州にありましたが、その後、社は山の上に移されました。
御祭神は三山共に共通する「熊野十二所権現」と呼ばれる十二柱の神。
主祭神は家津美御子大神(素蓋鳴大神)
家都御子大神は、神仏習合を取り入れ、「阿弥陀如来」とされ、熊野の地は浄土を求める人々の聖地となりました。熊野古道の終着地で、また出発の地でもあるそうです。
「よみがえりの地」大斎原(おおゆのはら)
神倉神社のかたが、
ここはゆっくり時をわすれてぼーっとするといいよ〜。
そこは母親の子宮のなかに帰ってゆく場所で、また生まれ変わることができるんだよ。
と教えて頂きました。
その言葉のとおり、そこへ入ると思考能力がなくなるといいますか、記憶が曖昧になるような錯覚に陥ります。本当に不思議な場所です。
上から眺めると本当に子宮の形をしているそうです。
参詣者は音無川に入り、清流で身を清めてからでなければ、本宮の神域に入ることができなかったそうです。台風の後の水が茶色に濁って、インドのガンジス川を思い出しました。そう、古くはインドのマカダ国から飛来した熊野神が大斎原のイチイの木の樹の梢に三体の月となって現れたそうです。
不思議ですね〜。
大峯奥駈道
吉野と熊野を結ぶ大峯山を縦走する、修験道の修行の道。
少し歩きたくなってお散歩程度ですが、熊野古道を歩きました。
そしてその夜、また素敵な出会いがありました。