私の実家での法事に間に合うように東京からゆっくり南下してゆきましたが、とうとう時間がなくなってしまい、久米南町からはどこへも寄り道をせず大分へ向かうことにしました。下道で行くことを決めていましたので(ETCの準備が整わず、やむなく)国道2号線をひたすら進みます。ゴールデンウィークだったこともあり、都会に出る度道は混み合い、なかなか進みません。各地で催し物が開かれているのを横目で見ながら車を走らせます。その中でも山口県の赤間神社では、源平船合戦の催しで衣装をまとった方々の姿が見られ、大変に賑わっていました。ゆっくり旅が出来たら〜とため息をつきながら車を進めてゆきます。そうまたゆっくり来ればよいのです。
関門トンネルを通る予定でしたが、途中でフェリー乗り場を見つけました。
橋も、トンネルも通ったことがありましたので、折角なのでフェリーに乗ることにしました。
フェリー予約の受付のおじさんが、車のナンバーを見て(茨城方面でしたので)地震の方は地変だったかね〜。と心配そうに声をかけてくれました。そしてちょっと待って!と関門海峡フェリーの「ふく彦のペーパークラフト」をうれしそうに持ってきてくれました。(ネットでダウンロードして印刷できますよ〜)とっても可愛いくって、なんだかうれしくなりました。
空は黄砂の影響で真っ白。ほんの13分の乗船でしたが。なんだか悲しいような寂しいような気持ちになります。船って不思議な乗り物ですね。