鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂


指宿でゆっくり過ごしたあと、今度は霧島の方に向かってみようと言うことになり、
鹿児島をあとにする前に、鹿児島市にあります「鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂」でお祈りをしてゆくことにしました。

鹿児島と言えば、西郷隆盛。
西郷どんや篤姫のゆかりの土地などが人気なのでしょうか、雨の鹿児島の街にもかかわらずなぜか若い女の子ちゃんの観光客であふれ、楽しそうに記念写真を撮っていました。

ザビエル公園にあります、ザビエル来鹿記念碑。
旧聖堂の一部が使われているそうです。

イエズス会宣教師フランシスコ・ザビエル。
1549年、薩摩人ヤジロウの案内で鹿児島に上陸し、日本最初のキリスト教が伝来されました。
しかし、仏教徒の激しい反対にあい、ザビエルは10カ月で平戸に移ってしまったそうです。

ザビエルと日本人として初めて洗礼を受けたヤジロウ、そして日本人初のヨーロッパ留学生であり、日本人として初めてローマ教皇とも対面しているベルナルドの銅像がありました。

「鹿児島カテドラル・ザビエル記念聖堂」
ザビエルが日本に来るとき、乗ってこられた帆船をイメージして造られたそうです。
ザビエルの功績をたたえて日本最初に建てられました石造りの教会は、第二次世界大戦で大半を焼失し、次に1949年、ザビエル日本渡来400年を記念してローマの寄付を基に木造聖堂が建てられましたが、老朽化のため今の近代的なカテドラルが再建されたそうです。
近代的な建物は、どうしても無機質な感じがして、寂れてしまうのも早いですし、冷たいイメージがしますが、聖堂の中は美しいステンドグラスの光に包まれ、静かで心落ち着く場所でした。
都会の雑踏のなかにぽっかり空洞があって、そこに静かに腰掛ける。
安らぎのひととき。

ロビーに置いてあったご案内の紙など見ていると、
二番目の木造の聖堂が復元されるという記事がありました。
(読売新聞の記事より)

移築先は福岡県宗像市だそうです。
 立て替えのため解体された建材はは鹿児島市の有志団体「ザビエル聖堂を文化財として再生させる会」が譲り受け、県内外で適地を探していたそうで、同修道院長の鈴木忠一神父が「ザビエルは山口へ向かう途中でこの近くを通った。上陸した鹿児島とのかかわりを大切にしたい」とということで宗像市に再建されることになったそうです。


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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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