3世紀頃の伝説をモチーフにした写本の写しです。
牛飼いのマーガレット。高官に棄教して結婚しろと迫られ、断ったらドラゴンに食べられる拷問を受けます。
しかし持っていた十字架によりドラゴンの腹より生還しました。
その為、出産の守護聖人として崇敬されています。
禍々しいドラゴンと可愛らしいマーガレットの対比が面白いですね。
元の写本には衣服に血までしっかり描かれていましたが、今回は無しで。
それではまた! トシオ
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テクノロジーや新しいもの好きの僕ですが、絵は何故か小さな頃から古い時代の味のあるテイストが好きでした。
斬新な構図、遠近法など味わいがいっぱいに感じます。
中世の版画や写本などに惹かれる理由を探して、少しずつ模写(マネ位)を描き、勉強を兼ねてこちらにアップします。
自分に身近な「聖書と典礼」冊子の表紙に掲載されたものや、中世の写本から初めてみようと思います。