神田カトリック教会。
1年ぶりに神田カトリック教会に帰って来ました。ルネッサンスダンスの小澤さんが亡くなられて以来です。
あれからもう1年も経ってしまったのですね。このマリア様の御像の前で、クリスマスや、イースターの時にはいつも小澤さんご夫婦といつもお写真とっていたのを思い出します。そんな時にはいつもビシッと美しいスーツ姿で決められて、、。おミサの時には美しいお声と立ち振る舞いで朗読をされ、心から祈りを捧げる小澤さんの姿が、今でもはっきり思い出せます。
そんな小澤さんを思いながら今日はおミサを受けさせていただきました。
教会の目の前に、インドカレー屋さんがあって、インドカレー好きの私たちは気になってしょうがなかったので、ランチに行きました。
周りに大学が幾つかあるので、大変リーズナブルで、ボリュームも満点。ナンもライスもおかわりできますよ~。と言われましたが、私たち中年のお腹にはおかわりする余裕がありませんでした。でもおいしかったよ~。小澤さんともよくインドカレーを食べに行ったなあ~。楽しいひと時。小澤さんならいっぱい食べられたのに。
そしてそして。今日は小澤さんの追悼舞踏会の日。本当は舞踏会の踊りにお誘いいただいていたのですが、練習に参加できず観覧のみの参加となりました。残念。
でもルネッサンスダンスの皆さんの久しぶりの踊りや演奏を見ることができるのでとっても楽しみ!!
小澤さんの衣装や、お写真が展示されていました。
素敵なスケッチも。なんて素敵。小澤夫婦にそっくり。
私の大好きなピアニストの久保田恵子さんもいらしていました。
恵子さんと出会ったのは、聖フランチェスコのラウダの講座に小澤さんが行けなくなって、代わりに私が伺わせていただいた時に、出会いました。
もう一目惚れの出会いでした。ビルのエレベーターで一緒になり、講座が終わったら恵子さんにお茶に誘っていただいて、恵子さんの音楽を聴かせていただいて、、、。今まで聞いたことのない清らかな美しい音楽に引き込まれ、それ以来恵子さんの音楽がこの上なく大好き。恵子さんに憧れ、そして自分の好きな世界観の中で音楽を紡いでゆくことへ道を開いてくださったのも恵子さん。出会えたことに感謝です。小澤さんありがとう。
舞踏会は小澤さんを慕う方々でいっぱいでした。ルネッサンスダンスの衣装を着た方々の美しい踊りと音楽に3時間以上あった時間もあっという間でした。小澤さんと一緒にステップした音楽や踊りに、小澤さんの面影がふわふわ衣装とともに舞ってそれはそれは美しく、涙がこぼれました。
小澤さんの奥様の幸子さん。
美しい。もうこの一言!幸子さんがステージに現れた瞬間からその美しさに皆さんがため息をつかれていました。細身の方が相方をされていて、小澤さんの重量と違うので、難しかった~。と言ってらしたのが可愛かったです。いつもダンスの時には幸子さんをリードしていた小澤さん。でも二人のときにはどうやら甘えん坊小澤さんになるようでしたが、、。。あの天真爛漫な小澤さんは幸子さんの愛情のおかげですね。
楽隊の皆様と。
ダンスの練習の時には、いつも楽隊の方々の生演奏に合わせて踊りました。皆さんそのうちにダンスも踊りだして、結局みんなでダンス、ダンス。毎週楽しい時間を過ごさせていただいていました。そして、その出会いのおかげで、私も楽器が弾きたくなってハープを始めることになりました。皆さん本当に親切で、音楽を愛されていて、妖精さんみたいで、大好きです。いつかまたご一緒できる日が来ますように。頑張ります。
小澤さんと。
たくさんの方に愛された小澤さん。そしてたくさんの方々を心から愛して、愛し抜くために生まれてきたような方。生きている時にはその愛の深さに気づくことができす、いなくなったらこんなにも大きな穴がぽっかり空いてしまうなんて、、。きっと私と同じような思いで、小澤さんに会いたくて、たくさんの方がこの舞踏会に訪れ、そして素晴らしい踊りや音楽に小澤さんを感じ、涙したことでしょう。本当に素敵な会でした。
企画してくださった方々、本当にありがとうございました。心から感謝しています。