宮崎県の木城町へ。以前終末医療のシンポジウムなどでコンサートをさせていただいた時に大変お世話になりました木城クリニックの永田先生を訪ねました。なだらかな川辺にありますクリニックは心地の良いカフェのように癒されます。ちょうどお昼時でしたので永田先生とランチに。
西都市にあります「入船」という鰻屋さんに連れて行ってもらいました。
このお店は宮崎一の鰻屋さん。土曜日でしたので、特に混んでいて1時間半待ちでした。
お庭やいたるところで皆さん待ってらっしゃいます。
私たちは待っている間に、西都市を少し観光することに。
まずは神社でお参り。素敵な日となりますように。
大きなクスの木。大きな枝に寝転んでお昼寝ができそうなくらい。
枝がニョキ~っと私の方に
向いて話しかけているみたい。
宮崎の特別史跡公園であります西都原古墳群へ行くと、菜の花と桜が満開、春満喫です。
空も花もキラキラでまぶしかった~。なんて美しい風景なのでしょう。菜の花は不思議な香りがしました。
「鬼の窟古墳」
西都原台地は本当に広く、300基以上の古墳が点在しているそうですそうです。
7世紀初頭に造られたこの古墳は、コノハナサクヤヒメに求婚する鬼が、コノハナサクヤヒメの父・オオヤマツミの命によって、一夜で造ったと伝えられているそうです。中に入れるようでしたので入ってみると、
入ってすぐの天井には空洞があり、娘を鬼の嫁にはさせたくないオオヤマツミが、鬼が寝ている間に石室の岩を一枚引き抜いて放り投げ、
石室の天井に穴がある不完全な窟だとオオヤマツミが鬼にけちをつけて、鬼の求婚を断った。という神話があるそうです。
古墳の丘の外側に土塁があり、この形式の古墳は全国でも珍しいそうです。まるで宇宙船。
そこから見る景色もまた格別です。菜の花畑の真ん中の建物は、天皇陛下が訪れたときに鎮座したところのようです。
周りにはいろいろな木が植樹されていました。
咲き始めの八重桜。このピンクの色、本当に可愛いね!
ぐるるる。たくさん歩いたらお腹がすいてきました。
鰻屋さんの「入船」に戻ると、ちょうど順番が来て、なんというタイミングの良さ。
トシオさんの嬉しそうな顔。あ~なんて美味しいのでしょう。
先生ともたくさんお話ができて楽しかった~。先生ありがとうございます。
西都市は初めてでしたが、素敵な場所がいっぱい。
西都原の公園で毎日ジョギングがしたいなあ。なんだか住みたくなってきました。
夕方には、以前コンサートをさせていただいた「アトリエ空」さんへ。
アトリエの杉田さんは今日は田植えをしていたそうで、お疲れのところでしたのに優しく迎えてくださいました。
久しぶりにたくさんお話ができ、お元気そうな姿を拝見することができたので、とっても嬉しかったです。
「アトリエ空」さんのところには素敵なアイリッシュハープがあり、少し触らせていただきました。
重厚な響きに感激。とろけそうな甘い音色にうっとり。いつかこんなハープを弾ける時が来るといいな。あ~アイルランドに行きたい!!
突然の訪問にもかかわらず迎えてくださり、本当にありがとうございました。
また、素敵な「アトリエ空」さんで、コンサートができますように祈りを込めて。
夜には、宮崎市に行って、また木城クリニックの先生と再会して街の中を案内していただきました。宮崎の街を散歩するのは初めて。ワクワク。
「味のおぐら亭」
南蛮チキンで有名なのだそうです。タルタルソースのかかった南蛮チキンを開発したお店だそうです。もうすでに完売していました。
私たちは、沖縄のカフェ&バルのお店「Douchi」へ
私もトシオさんも沖縄料理屋さん大好き。嬉しくて嬉しくて乾杯!
海ぶどう、こんなに美味しかったんだね。忘れていたこの味に感激。
先生は、焼酎が大好き。泡盛の飲み比べでとっても嬉しそうでした。良かった~。患者さんと真摯に向き合う先生は、本当に真面目な方。患者さんのお話をいろんな方向から聞き出して、今の環境、食生活、また育った環境などから原因を見つけ、患者さんの心と体を癒してゆく素晴らしいお医者さんです。常に変わってゆく医療の勉強、また東洋の医学にも興味を持ち、すぐに何かの病気だと分類することをせず、個人個人の本質を見てくださる先生は、一人ひとりにかかる時間が本当にたくさんなのだそうです。何が原因かわからない時には、ずっとその方のことを考えてしまうそうで、そのストレスは、大変なものだと思います。先生ご苦労様です。こんな素敵な先生がいたら、老後は本当に安心ですよね。
宮崎市は飲み屋さんがたくさんでびっくりしました。昭和レトロな雰囲気ので、なんだかタイムスリップしたみたい。
ネオンが古くていいねえ。
先生の満面の笑顔に癒されます。今日もお勉強会で、木城から宮崎市に来ていた先生。私たちも宮崎に次の日用事でしたので、先生とまたお話できて嬉しかった~。先生のおかげで、宮崎が大好きになりました。
先生お体にだけは気をつけて、またお会いしましよう。
本当にありがとうございました。