旭山動物園にやってきました。
何てかわいいしろくまのデザイン。
今日は練習をおやすみ!
朝は雪の美術館に行って、昼から動物園で久しぶりの観光の1日にしました。
一大ブームになった旭山動物園ですが、平日でしたので空いていて、ゆっくりできそうです。
しろくまさん。
ずっとずっとぐるぐる。炎天下の下、狭いエリアのなかで、ひたすら歩いていました。
暑いだろうになあ。眩しそうだね。
ひぐまさんもしろくまさんと同じく、同じところをぐるぐる。
ちょっと病的でかわいそうでした。
ペンギンさんは仲良く手をつないで、ずっと何かを見つめています。
水中トンネルがあったり、面白かったよ。あざらしさんは大人気。
ガラスの前をぐーんと通り過ぎるたび歓声が上がります。
ずっと見ていて飽きないなあ。
猛獣のライオンさん登場です。
遊ぼうよ~。メスのライオンさんは興味がなさそう。
あんまりしつこく誘うと、、
あっちに行ってなさいって怒られていました。
相手にしてもらえないから、ぼくもおやすみ~。
ごろんごろん。暑いのに、さすがネコ科。日陰に避難することなく、ひなたぼっこ。レッサーパンダは日陰に待機。こんな間近で見られるなんて。
可愛いね。
手長猿さんは一人きりでちょこんとしています。ずっと動かないね、あの手長ザル。あ!ちょっと動いた。
わ~。すごいじゃん。
よいしょ。
すると、黄色さんが登場して、飛び越されます。待て待て~。追いかける黒色さん
黒色さん先回り。黄色さんみっけ。
わあ!びっくり黄色さん
ふた猿仲良く、空でぶらぶら。
仲良しの黒色さんと黄色さん。
さっきは遊び疲れて、少し休んでいたんだね。
楽しそうで嬉しかった。
ポニーさんは、もうだいぶお歳だそうで、てくてく歩きます。飼育員の方が、やさしくブラッシングしていました。「このポニーの相方が最近亡くなって、寂しくて真っ黒だった毛が白くなってきたんですよ。急に年取って、人間と同じように寂しんだね~。」って話してくれました。そういえば目がちょっと寂しそう。
まあなんて美しい孔雀さんの羽。
でも、メスは知らんぷり。
見てよ見てよ。オスは必至です。逃げ回るメス。
あまりのかわいそうさに、心が痛みました。
ダチョウさん!って呼ぶと、はーいってやってきました。一緒にチーズ。
きりんさんも。ばっちり2ショット。ありがとう。
舌が本当にものすごく長くてびっくりしました。園内は、いたるところに動物たちの生態や自然環境についての説明や絵が上手に工作されていて、わかりやすく、興味を持ちやすくしてありました。
可愛いや、珍しいだけでなく、その動物が今どう危機に至っているか。生と死を見つめさせ、これからの私たちのできることを、考えさせてくれる提案をしていました。
それでも一大ブームがやってきた時には、とっても大変だったそうです。メディアで動物たちの生き生きした姿や、間近で見られるという宣伝に、多くの人が詰めかけ、しろくまさんを見るだけでも何時間も並んで、それだけで1日終わってしまったり、テレビで見たように動物たちがいつも生き生きしているわけではないし、珍しい動物も少なく、詐欺だ何て言われたりしたそうです。
胸が痛いです。
急に動き出した狼たち。
閉園の蛍の光の音楽が流れ出すと、狼たちが一斉に泣き出し、夜行性の動物たちが動き始めました。
閉じ込められた動物たちは何を見ているのだろう。
どこを見つめても、故郷の地はここにはありません。
山を駆け抜ける仲間たちもいません。
それでもきっと毎日吠え続けるのだろうなあ。
「あらしのよるに」で有名な絵本作家あべ弘士さんは、この狼さんたちを見て、描かれたのかなあ。
動物園のいたるところに絵やデザインがたくさん。あべさんはここの動物園の飼育員として勤務していたそうです。いつもそばにいてその動物のことを知っているからこそ生まれてくる、動物たちの絵には、愛がいっぱいでした。
閉館時まで楽しんじゃいました。
いっぱい動物たちがいて、どれもかわいかったよ~。動物たちの毛や匂いにまみれて、真似したり、いやされたり楽しかった~。
お天気が良すぎて、動物たちもぐったりしているのがかわいそうだったけど、、。
雪のある時や夏の夜など、また違う動物の一面が見られるみたい。
また会いに行きたいなあ。
動物さんたちありがとう。
人間のエゴや見せ物のために、閉じ込められた動物たち。いろんな意見があると思います。
でもこうしていろんな動物や、自然のことを知ることで、環境を考えるきっかけになったらと、一生懸命飼育している方々の気持ちがとっても伝わる旭山動物園でした。
来てよかった。
トシオさんとワオキツネザルの真似をして、しばらく楽しく暮らせそうです。
ありがとうございました。