東京のカトリック関町教会にて
10月2日、カトリック関町教会でチェレステ楽団のコンサートをさせていただきました。
前日は、私たちの心の支えであります「幼きイエズスの聖テレーズ」の祝日。
聖テレーズが守護聖人とされている関町教会では、10月16日までテレジア祭が開かれています。
10月2日は慶老会が開かれ、私たちも年配の方々になじみのある日本の童謡や歌曲を演奏させていただきました。
聖テレーズに見守られながらの演奏は本当に不思議なあたたかさに包まれます。
大好きな教会での演奏は、心待ちすぎて夜も興奮して眠れないのですが、おミサを終え、心がクリアになって、緊張していたのがうそのように心が穏やかになるのです。イエスさまもマリア様も聖テレースさまもみんなが見守って下さるから大丈夫と心が安心するのでしょう。不思議な感覚です。
新しいチェレステ楽団のCD「風の糸車」より、赤とんぼや浜辺の歌、よいよい横町、荒城の月など、懐かしい歌をたくさん歌いました。
皆さんしみじみと聴いて下さり、皆さんの一人一人の思い出が歌に合わさって教会の澄んだ空気の中で響き渡っているのを感じました。また、教会の子供たちがサマーキャンプで作った歌も演奏させていただいたり、大好きな聖テレーズの歌もまたここで歌うことができ、幸せな時間となりました。
コンサートの後は慶老会が開かれ、皆さんとお食事をさせていただきました。
稲川神父さまのハーモニカの演奏。
いろんな種類のハーモニカを紹介していただきました。
神父さまは、ギターもされますし、声も美しく、おミサのときにもその美しいお声にうっとりしてしまうのですが、ハーモニカまで演奏なさるとは!!ハーモニカのお話も交えての演奏に大変盛り上がりました。
皆さんでの童謡の合唱もありました~。
お隣の席の90歳のおばあさまと。
90歳とは思えない若々しさで、優しくかわいらしい方でした。
染め物をされているそうで、
左のお花の作品もこのおばあさまが染められたそうです。
今日のお召し物もおばあさまの作品でした。なんて素敵~。
夫婦生活60年のご夫妻のお祝いもありました。
そして、お茶会まで。
苦みも甘みもちょうど良く、美味しくいただきました。
キッチンに行くと、神父さまがひとりひとりに、その人にあった器とお茶っ葉の分量やお水の量を考えて入れられていました。なんという心づかい。また感動!!
器のお話もたくさん教えていただき、本当に神父さまのおそばにいると、いろんな事を学ぶことができます。お隣の方は、神学生で神父さまの教えをたくさん学ばれている事でしょう。いいなあ~。
神父さまと。
素敵な時間を過ごさせていただいて本当にありがとうございます。
関町教会で演奏させていただいたのは今回で3度目。
こうして私たちを呼んで下さり、音楽だけでなく心の成長を見守って下さる方がいらっしゃる事で、私たちもまた頑張ることができます。ありがとうございます。
たくさんの先輩たちの心あたたかく、また元気な姿を見て、生きるという事に大変励みと喜びをいただきました。
また、来年もこうして皆さんと心通じることができますように、、。
感謝と祈りを込めて、、。