わ~海がきれいな水色~。
紀伊半島の海岸沿いを南へ向かうと、鬼ケ城というところがあったので、
お天気もよいし、あたたかいので、行ってみる事に。

わ~、岩が複雑な形。
波がバッシャン、バッシャン、ものすごい迫力です。
風も強いので下を眺めるとちょっと恐いです。

ここはその昔、桓武天皇の頃、この地に隠れて熊野の海を荒らし廻り、鬼と恐れられた海賊多娥丸を、天皇の命を受けた坂上田村麻呂が征伐したという伝説が残っているそうす。
世界遺産『紀伊山地の霊場と参詣道』の一部として登録されているそうです。

波に削られた岩の造形もおもしろい。
鬼さんが、征伐されたときに、一斉に飛び出してきたようです。

大きく口を開いた鬼さん。
ラピュタの巨人兵のよう。
風が吹くたび岩の上からピンク色のキラキラした物が降ってくるなあと思ったら、
桜の花びらでした。

鬼の背中には、美しい桜の花が。
2000本の桜の木があるそうです。
鬼さん以外とメルヘンチック。
本当に今日は海も空も青いなあ。

あたたかいし、鬼ケ城でテンションが上がったので、
那智の滝を見に行く事に。
桜の頃だから、やっぱり観光客でいっぱい。

そうだった、ここは、階段が大変でした。
頑張って登らなくちゃ。
冬の間、寒くて縮こまっていたのでかなり運動不足になっていたらしく、
桜はきれいだけど、じっくり眺める余裕なし。
一段一段、よいしょ、よいしょ。

なんとか、熊野那智大社までたどり着きました。

前回は、間に合わず閉まっていましたが、
今回は間に合いました。
夕陽に照らされた光のきれいな中、ゆっくりお祈り出来ました。

三重塔も桜に囲まれて美しかった~。

でもやっぱり那智の滝。
かっこいいなあ。
心が清々します。
滝の上には、美しい水色の空が広がっています。
今日は楽しいチェレステ日和となりました。