かなやま湖水祭り


南富良野のかなやま湖という所でお祭りがありました。

タイコのトシオさんの小さな頃の楽しい思い出の一つ、花火大会。

湖のそばででっかいでっかい花火があがるんだよ~。

これは期待出来そうです。

 

待ちに待った花火大会、お天気が心配。

トマムの方は雨が降っています。

 

時々ぱらぱらですが、なんとかもっているようです。

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特設ステージでは朝からたくさんのイベントが行われ賑わっていました。

お笑い芸人さんもいらして、あれ、ステージで落合小学校の子が芸人さんとコントしています。なんと言う腰の据わった堂々っぷり。ステージの才能がありそうです。

 

さあさあ日も暮れて、花火がはじまります。

たくさんのお客さんですが、さすが北海道、広いから好きな場所にどこでも腰掛けてゆっくり出来ます。キャンプ場のテントからの人もいれば、特等席があったり、その辺にゴロゴロ。

 

私たちも草原のその辺にゴロゴロ。

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わ~目の前で花火が~。

きれい~。

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関東の花火に比べると、規模が小さくて可愛らしいけれど、

なんだか癒されるなあ。

このみんなでゆったり見ている感じが幸せを感じます~。

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でも時々、かなやま湖にしか出来ない花火も。

湖水に映った光に歓声が上がります。

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ナイアガラの滝。

煙がすごくて、写真には火災にしか見えませんが、美しく端っこまでつながりましたよ。

 

ほのぼのいいなあ~。

と心がほんわかゆったりしていましたら、

 

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最後にものすごく大きく花開きました。

心の油断と、あまりの美しさにびっくりして、涙が出てきました。

これがトシオさんが言っていたでっかいでっかい花火。

隣でみていた少年達は、

「今年はすごかった~。今までで一番良かった~。」

と感動していました。その少年達の純粋なコメントは、冬を乗り越え、夏に思いっきり遊ぶ子供達の唯一の楽しみである花火への思いが込められているようで、ちょっとまた涙が出ました。トシオさんの子供時代もこんなだったのかなあ。

 

山歩きの後で、自然の大切さを思うと花火なんてと考えてしまいますが、人の知恵のおかげで、その一瞬の光の圧力さえも自然の一つから生まれ、それが人にとって喜びになると考えると、複雑な気持ちになります。

 

なぜ知恵を与えられたんだろう、なぜ喜びを知っているのだろう。

木内さんという星の研究をされている方が動植物のバランスを管理する為に人は生まれてきたと、本に書いていました。自然のなかでの人間の役割、、、

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花火が終わった後、曇っていたはずの空が晴れ、星が顔を出していました。

 

美しく咲く最もはかない命、花火。

宇宙の星の光に憧れて、人は光を求めてしまうのだろうか。


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空からの恵みや小さな幸せを紡ぎ、音楽・デザイン・映像制作をしています。チェレステとはイタリア語で天空という意味があります。


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