新潟県の小千谷でのライブでは所沢のギタリスト西野雅人さんとまたご一緒させていただきます。
今回は、時間があまりないのと、新しい曲が多いので大変です。1曲1曲、メールでやり取りをしていた事を確認して、形にしてゆきます。西野さんは、曲を聴いただけで、もうその場で記憶し、コードもさささと浮かんできます。そしてなんと楽しそうに音楽を奏でるのでしょう。あの域に達するには私はあと何年かかるかしら。でも今世だめでも来世につながるからと、トシオさんのタブラの先生がおっしゃっていたし。地道にがんばります。
なんとか、曲を仕上げ、あとは個人の練習という事でリハーサルを終えて、
久しぶりに茨城の実家に。
でも2晩泊まって、また新潟へと出発しなければなりません。
クリスマスは実家でゆっくり出来ないので、クリスマス会をする事にしました。
お母さんがクリスマスツリーを出して来てくれたので皆で飾り付け。
お昼にケーキ屋さんに行ったり、ショッピングモールへ行ったり。どこもすっかりクリスマス一色。
お友達も呼んで、久しぶりにお母さんの美味しいごちそうに、楽しい時間を過ごしました。
あっという間に時間は過ぎて、さあ雪国新潟へ。
関越道の谷川岳のトンネルを越えるとうっすらと雪が。
うわ〜きれい。
今回お世話になります小出の町に。
実はこの日、大好きな「アヌーナ」というアイルランドの合唱団が小出の文化会館でコンサートをするのです。いつもお世話になっているこのホールに、アヌーナがやってくるなんて夢のよう。
舞台にろうそくの光が輝いて、静寂のとき。
ケルトの風がふ〜っと優しく吹いて、言霊の響きがホール中に響き渡りました。
こころに染み渡るその音楽がいっぱいになって、
涙が自然にこぼれます。
なんて癒されるのでしょう。
午後には、子供たちとのワークショップが開かれていたそうで、すっかりホールになじんでいたアヌーナの皆さん。
客席を歩いて歌う声が空に舞う花びらのように通り過ぎ、花の香りを嗅ぐかのようにみなさんうっとりしていました。
そんな歌を私もいつか歌えるようになるといいなあ〜。
いつも舞台やコンサートでお世話になっているホールの方が、親切に楽屋に連れて行ってくれました。
お疲れのところ押し掛けてすみません。
あまりの興奮に言葉も出ない私でしたが、この歌が好きなの〜と言ったら一緒に歌ってくれました。
温かさに感謝です。
ケルトと日本の古来の文明はつながっているんです〜。
と伝えたかったけれど、伝えられず、、、またつながる日が来るようにお祈りしました。
いつかこの響きと響き合える日が来ますように。
実家でのクリスマス会、アヌーナの歌声。素敵なクリスマスプレゼントに感謝です。