さあ、また旅がはじまります。
今度は、トシオさんのふるさと、北海道に向かいます。
今回は、新潟からフェリーに乗って行くことにしました。
いつもは新潟へ行くのに関越道を使うのですが、
ゆっくりと、下道で行くことにしました。
少し寄り道をして、神流川沿いに車を走らせました。
お天気が少し崩れていましたが、霧の中に包まれた美しい川の風景にうっとり。
関東で一番美しい川だそうです。
こんなに美しいところが関東にあるなんて、全く知りませんでした。
この日は河原でお泊まり。
たくさんの釣り人が訪れていました。
川を汚さないように、えさ釣りは禁止されていますので、ルアーでのフライフィッシングをしている方など、本格的な釣り人をたくさん見かけました。
次の日は、下仁田という街を通りました。
有名な下仁田ねぎがたくさん植えられていました。
そして下仁田納豆というお店があって、納豆をいただきました。
大粒でしっかりした味でした。
久々の早起きにぐったりしてきましたので、
ちょっとお昼休み。
「たくみの里」という道の駅に行きました。
するとたくさんの観光客が。駐車場がいっぱいです。
たくみの里ではたくさんの手作り体験ができます。
伝統手工芸・歴史文化・食文化の伝承と高齢者の生きがい対策を目的とし、地元の物産・農産物・人材を活用し宿場の通りに20件以上のたくみの家が点在しているそうです。
旧三国街道
佐渡で産出された金の運搬や参勤交代で江戸と越後を結ぶ重要な交通路だったそうです。
どこのお家にも水路が流れお花がたくさん植えられています。
須川ハリストス教会
坂本竜馬の従兄弟にあたる、司祭パウェル沢辺から洗礼を受けた本多マサ女と夫の二人によってもたらされたそうです。
たくさんの子供たちが、夏の体験学習に訪れている様子でした。
木工や陶芸、お人形や押し花などいろいろとあって、自分の好きなことに挑戦できます。
廃校になった小学校も、町の人や訪れる人たちの憩いの場所になり、また交流の場所に。
大人から子供へ伝承される文化が失われつつある世の中で、
こうやって積極的に町おこしとして伝統を受け継いでいる姿に大変感銘を受けました。
こんな町が増えてゆくといいのになあ。