両子山、七不思議巡り。
とてもお天気が良く、山の中は杉の木や檜などの香りが甘く漂い気持ちが良かったので山を散策することにしました。
しかしこんなに森の香りを嗅いだのは初めてかもしれません。
「鹿の爪石」親子鹿の大小の爪跡が残っています(伝説?)。
ルートを間違えたのか、一番上から来てしまいました。
本当は山を登ってゆくルートだと思うのですが、下りながらお山巡りです。
七不思議ではありませんが、大きな石に鬼が手をついているような木。
どこから栄養を吸い上げているのでしょうか。
しばらくゆくと「鬼の背割り」と言われる大きな岩がありました。
昔、千徳坊というお坊さんが、背で割って通路をあけたと言われている二つの大きな岩。
ちょうど光が差し込んで、幻想的な風景でした。
すんなり通れそうですが、岩がごつごつ上り坂で、結構大変です。
またしばらく行きますと今度は、「針の耳」と言われる岩がありました。
隙間がまるで針に糸を通すように通り抜けるのが難しいから、、、。
滑り台のようにするっと抜けましたが、
逆から通っているので、、、登るのは大変そうです。
トシオさん、実は下駄でした。
いつも履いている下駄ですが、滑るので大変そう。
でも何とか通り抜けるとたくさんの観音様が迎えてくれました。(それも本当は逆ですが)
巨岩のすきまに。
百体観音。
やさしいお顔の素朴な観音様が岩の影にたくさん。
山岳修行の方が掘られたのでしょうか。
大きな岩だらけで、本当に鬼が出てきそうな恐ろしい山に
観音様がいらっしゃるだけで、心が落ち着きます。
不思議ですね。
下駄のトシオさん。
下るのに大変な思いを。お山巡り甘く見ていた、、、と反省していました。
思っていたよりもずっとずっと大変なお山巡りでしたが、久しぶりに山の散策が楽しかったです。
ちょっと危ないところもあるけれど、子供と一緒にこんな山体験が出来たらいいなあ。と思いました。
甥っ子や姪っ子もすごく喜びそう!!
遊具がなくとも、大自然では楽しみがたくさん。
危険もたくさんだけど、それが生きていることを感じさせてくれる大事な事なのかもしれませんね。
まずは私たち大人から、もっと自然に帰って行かなくちゃ。