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トシオさんが二十歳の頃から心の師と慕っていました気功の松原先生のところへ、家族と友人で会いに行きました。先生は昨年惜しくも68歳で亡くなられ、もうそのお姿は拝見することはできません。みんな松原先生が大好きで、人生の節々で先生に助けられ、心と体の支えとなっていましたので、訃報を知ってからは、悲しくてぽっかりと心に穴が開いたようでした。
 
私は数回しかお会いしたことがないけれど、いつでも優しく出迎えてくださる先生の姿が、治療院から出てくる奥様とだぶって見えたような気がしました、、。笑顔で「よく来たね」って。
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奥様が、いっぱいいっぱい先生のお話をしてくださいました。若い頃、事故に遭いお腹の中の一部を失い、食べることもろくにできない体になってしまったそうです。そんなこともまるで知らなかったので、びっくりしました。そんな体を持ちながら、苦しいところは全く見せず、自分の命と向き合い、人を癒す職業についた先生の真摯な姿はなんと美しく輝いていたことか。これほどまでに美しい心、魂を持っていると思った人を私は見たことがありません。トシオさんは先生のことが大好きで、いつも心の、人生の生き方の軸にしていて、先生のお話をするといつも瞳がキラキラしていました。きっと先生の思いとトシオさんの思いが通じるところがあるのだなあと思います。
 
去年最後にお会いした時も、もうすっかり痩せられて言葉も片言でしたが、空を眺めながら話される言葉が、一言一言宝物のようでした。
「もう分かっちゃったよ。愛だよ、愛がすべてだよ。この年で恥ずかしい話だけれど、もうしっかりしなくちゃなんて思わずに、肩の力を抜いて、体をゆだねられる妻に甘えられることが今本当に幸せ。」と嬉しそうに話していた先生の可愛らしい顔が忘れられません。
 
この世の不思議や、宇宙や気功や様々なことを熱心に研究していた先生が、最後にすべてを解放して、愛そのものとなって天に召されていったと感じました。奇跡のような人生に、心の底から生きる勇気をいただきました。
 
奥様がいろんなお話を聞かせてくださったおかげで、先生をもっと身近に感じることができ、いつでも心にいてくださると思うことができました。ありがとうございました。そしてみんなに笑顔が戻りました。よかった!
 

松原先生、本当にありがとうございました。