生月島にさよならして、また平戸島へ戻って来ました。
昨日間に合わなかった、紐差教会へ行きました。


教会設計で著名な鉄川与助によって建てられました。
長崎市の旧浦上天主堂が原爆で倒壊して新たに建てられるまでの間、日本で最も大きい教会堂であったそうです。

 


真っ白なロマネスク様式の教会が青空に良く映えます。


ファチマの聖母

聖堂内部は撮影禁止。
ステンドグラスが美しく、バージンロードが色鮮やかに照らされていました。
やはりクリスマスあとは観光客は訪れないようで、
トシオさんと二人ゆっくりお祈りが出来ました。
とても響きの良い教会で、ここで奏でられる音楽は本当に天上のような美しい音色なのだろうなあ。
想像するだけで夢見心地になります。

とても美しい凛とした教会でした。
清らかな心になるようです。

平戸島を離れ田平教会へ。


長崎・西坂の丘で殉教したニ十六聖人に捧げられた煉瓦造りの教会。
雑木林だったこのあたりは、隠れキリシタンも数戸あって山番などしていたところ。
禁教が解けた明治19年、出津のフランス人宣教師ド・ロ神父や黒島のラゲ神父の勧めにより、数家族の信徒がここに移住し、 大正7年、鉄川与助によってこの天主堂が完成したそうです。


貝殻焼き場跡。
船で運ばれた煉瓦は信徒たちの手で運ばれ、
ここでたくさんの貝殻を焼き、粘土を混ぜ、煉瓦を繋ぎ合わせていたそうです。


聖堂内。
アーチ断面を水平に押し出したヴォールトと呼ばれる天井様式は西洋の方では石やレンガを積み上げて構築するものですが、ここでは木造で再現されているそうです。西洋と東洋の混じり合った建築が独特の雰囲気を出しています。


大きな教会ですが、人影もなく、ぽつんと寂しい感じでしたが、
光がステンドグラスに差し込むと、その美しさに祝福をいただいたような気持ちになり、
心がぽっと明るくなりました。


トシオさんと二人、今年最後の平戸巡礼の旅。
たくさんの光をいただきました。
心穏やかに祈りを捧げられることができ、幸せな気持ちでいっぱいです。
来年もたくさんのチェレステの光が降り注ぎますように。