10月23日、「結の灯り」震災メモリアルの日。
中越での震災から7年目を迎えた魚沼の町に、あたたかなろうそくの火が灯されました。
この町の方々の復興への思いがつながってゆきます。
ろうそくの火が人から人へと灯されてゆくように。


広神西小学校体育館玄関階段(七色館長ブログより)

昼過ぎから降り出した雨。
小学校の校庭で予定していたお式は急遽、体育館で行われることに。
雨の中、結プロジェクト結実行委員会の皆さんが準備をしていました。
震災に遭われたときにも、雨や風や雪に耐え、みんなで助け合いながら乗り越えてきました。
皆さんの後ろ姿がとても温かく、頼もしく感じられます。


メモリアルコンサートとして、ギターの西野雅人さんと演奏させていただきました。
私の音楽活動の拠点となっていた魚沼の町。
ショックであたふたしていた私たちを支えてくれたのも魚沼の方々でした。
12月の寒い冬の中、私たちを呼んで下さり、施設の中で肩を寄せ合ってみんなで歌を歌った思い出。
帰り道、満点の星空を眺めながら歌を歌っていて良かったなあ。とはじめてその時思いました。
実はその頃、音楽を続けてゆくことに疑問を抱き、悩んでいた頃でした。
何が好きで、何を目指して、誰のために、何のために、なんだかいろいろ分からなくなって、自分を見失っていました。
でもそんなことも忘れて、ただ夢中で歌いました。
恥ずかしながら、本当につらい思いをされている皆さんに逆に励まされ、元気をいただきました。
歌うということの素晴らしさを、初めて感じた瞬間でした。
そしてこうしてまたこの地で歌うことができ、本当に感謝の気持ちでいっぱいです。


今年は日本中、世界中たくさんの災害に見舞われました。
不安でいっぱいの世の中ですが、
人と人とのふれあい、自然の大切さ、本当の幸せを考えさせられる年となりました。
たくさんの人がいろんな意味で目覚め、素敵な花を咲かせ始めています。
この魚沼の町の方々のように、温かい心でみんなで助け合って、みんなが幸せに暮らせる世の中になってゆけるよう、結のろうそくの火に祈りを込めました。