「チベタヴェッキア巡礼」
thumb_DSC_9024 1_1024.jpg
南国のような空とお花と緑。
チベタベッキアはローマの外港の町で、中部イタリアとシチリア島やマルタ島、バルセロナなどを結ぶ主要航路の出発点だそうです。日本のいろんな使節団もみなここからイタリアに入ったのだそうです。
thumb_DSC_9070 1_1024.jpg
ミケランジェロ要塞
ローマ帝国時代の建築物の上部のマスキオ Maschio と呼ばれる塔をミケランジェロが設計し、今では要塞全体の名となっているそうです。
 
thumb_DSC_2824_1024.jpg
支倉常長像
安土桃山時代から江戸時代初期にかけての武将で、仙台藩主の伊達政宗がスペイン国王のフェリペ3世、ローマ教皇のパウロ5世のもとに派遣した慶長遣欧使節団の副使としてこのチベタヴェッキアの地へ。ローマ教皇との謁見を果たし、ローマ市公民権まで授与されながらも、キリシタン弾圧のうわさがスペインにも届いており、当初の目的であった通商は失敗してしまいます。日本帰国後、鎖国や禁教令など歴史の不運に見舞われ、その業績や見聞は明治時代まで世に知られることもなかったそうです。カトリック信者で、スペインのマドリードの修道女院の教会で、フィリポ・フランシスコの教名で洗礼を受けたそうです。
thumb_DSC_9086 1_1024.jpg

日本聖殉教者教会

フランシスコ会に属する教会で、アッシジのフランチェスコの像が、輝く太陽の光の中でそびえ立っていました。
thumb_DSC_9099 1_1024.jpg
この日は結婚式が行われるそうで、美しいお花で着飾った聖堂の中でおミサを捧げました。
聖堂にはキリシタン迫害時代の聖殉教者たちの姿や出来事、また支倉常長や作者の自画像も描かれていました。
thumb_DSC_3000_1024.jpg

日本のお召し物を着た聖母子像。美しい!!このところ、ずっと西洋絵画の中で巡礼していたので、日本画の色や描き方に、皆さん心がほっとされているご様子でした。

thumb_DSC_3006_1024.jpg
長谷川 路可
日本画家・フレスコ画家であり、カトリック美術家として活躍された方。聖年の年に教皇パウロ6世に招聘されイタリアに渡り、「日本聖殉教者教会」の内装を依頼され、チヴィタヴェッキアのフランシスコ会修道院に寄宿しながら制作されたそうです。チヴィタヴェッキア市名誉市民に列せられたそうです。最後はローマで脳溢血のため亡くなり、この日本聖殉教者教会で市民による葬儀が行われたそうです。
thumb_DSC_9142 1_1024.jpg
アッシジのフランチェスコと、聖クララの祭壇画。日本画の手法で描かれた聖人天使、お花など、イタリアの地で出会えると思っていませんでしたので、大変心癒されました。心が優しくなれる素敵な画に包まれ、殉教者たちがつないできた揺るぎない信仰の元に今があること、日本人であることに誇りを持てるそんな時間を過ごしました。感謝の気持ちでいっぱいです。
 
thumb_DSC_9157 1_1024.jpg
海岸を散歩。南国リゾートにやってきたみたい。パラダイスにつづく巡礼旅です。
thumb_DSC_3061_1024.jpg
あの二人何を撮っているのかな。
thumb_DSC_9163_1024.jpg
水着のお姉さんではなくて、空に十字の飛行機雲が。神に感謝。
thumb_DSC_9173 1_1024.jpg
ランチにはいろんな種類のピッツァが
thumb_DSC_9179 1_1024.jpg
次々に。この後も続く〜
イタリア人は同じメニューというのが信じられないそうで、本当はそれぞれ違うのが食べたいんでしょう。と思っているらしく、同じものを注文したにもかかわらず、ピッツァにとどまらず、前菜数種類、デザートまで、いろいろ次から次にやってきました。どうしても食べてもらいたいようで、サービス〜と笑顔でやってきます。でも皆さん小食な方ばかりですので、頑張ったのですが、ずいぶん残してしまいました。ゴメンなさい。でもとっても美味しかった〜。お詫びに、、。
thumb_DSC_3091_1024.jpg
和紙で作った鶴をプレゼント。Sさんのおかげで本当に場が和やかになります。すっかり私はSさんのファンです。
チベタベッキアは、石巻市と姉妹都市のようで、日本人の方がこのお店にも来たことがあるそうで、北斎の富士山の画のお土産など見せていただきました。日本人が来るととっても嬉しいようです。ごちそうさまでした。
 
「イタリア最後の夜」
thumb_DSC_9292 1_1024.jpg
満月の夜に
あんなに楽しみにしていた巡礼の旅も終わりが近づき、お月様も満たされ、私たちの心も神さまのお恵みでいっぱい。
thumb_IMG_6094_1024.jpg
みんなオシャレして、ローマのレストランで楽しい巡礼最後の晩餐会。トシオさん、ずいぶんいろいろワインを教えていただいて、詳しくなったかな?
 
thumb_IMG_6097_1024.jpg
前菜だけでも満足してしまいます。
もちろんメインもとっても美味しかった〜。
thumb_IMG_7184_1024.jpg
巡礼の皆さんに素敵なプレゼントをいただきました。
ベネチアングラスのアクセサリー!とって嬉しくて泣きそうになりました。
今回の巡礼ツアー、いつも私たちがお世話になっています関町教会の稲川神父さんと巡礼を共にする旅で、今年で13回目だそうです。皆さんはもう何度もこの巡礼に参加されていまして、初めてなのは私たち二人。今回は聖テレジアや、アートバイブルの講座にゆかりのある方々限定の旅ということでしたが、関町教会の聖テレジア祭りでコンサートをしていた私たちということで、神父さまがピンとひらめき、かねてからの夢でした神父さまとの巡礼ツアーに私たちを参加させてくださいました。お年の関係で、今年でもう巡礼旅は最後という方も数名いらして、足腰に自信のない方が多いので、支えることができるように、またおミサの歌のお手伝いにと、仲間に加えてくださいました。少しでも何かお役に立てることができれば、そんな気持ちで過ごしていましたが、皆さん巡礼中は本当にお元気で、自分の足でなんとか聖なるものへ向かって行く姿が本当に美しく、感動しました。自分たちの方がたくさん皆さんにいろいろいただいて、、。祈り、学び、そして友情。神父さまにいただいたこの3つの言葉が本当にそのままの巡礼旅となりました。一人で行く旅、夫婦で行く旅、とはまた違い、皆さんと心合わせて聖なる時を過ごし、巡る旅は喜びが何倍にもなる素晴らしいものでした。本当に皆さんありがとうございました。
「最終日」
thumb_DSC_9322 1_1024.jpg
サンタ・マリア・マッジョーレ大聖堂
マリア様に捧げられたカトリックで最も重要な教会の一つ。マリア教会の総本山です。
最終日の日曜日、早朝に最後のこの教会でおミサに与ることができました。
観光客のいないまだ朝の7時ごろ。聖堂にミサの歌声が響き渡ります。
thumb_DSC_9329 1_1024.jpg
主日のミサ。最後に心合わせみんなで祈ります。感謝の気持ちを込めて。
このごミサの後、神父さまの準備が整うのを待っている時、皆さんお席につかれて、じっとそれぞれ目を閉じて黙想をしていました。静寂なる時間。胸に抱えたそれぞれの思いを、言葉にせずとも神さまを通して分かち合う心。祈りの素晴らしさを身を以て体験しました。
thumb_DSC_9366 1_1024.jpg
パオリーナの礼拝堂
あの美しいアレルヤの歌声は、ここから流れてきていたのですね。ここでも主日のミサが行われていました。
この礼拝堂の奥にとっても特別なマリア様のイコンがあります。歴代教皇様たちが、海外などに行かれる時には、ここでお祈りをして行かれるそうです。私たちも時間の許す限りお祈りをしました。
thumb_DSC_9443 1_1024.jpg
帰りの飛行機より
イタリアの街が遠くなって行きます。イタリア巡礼旅、素晴らしい芸術の数々に触れてきましたが、何よりも皆さんと過ごしたことがわたしにとっての宝物となりました。そして皆さん親切で優しかった。そしてそれぞれに個性のある方々で面白くて楽しくて、本当によく笑いました。1日ごとに皆さんのことが大好きになりました。皆さんの笑顔としばらくお別れすると思うと帰りのころは寂しくて、日本に帰っても夢の中で皆さんが登場するほどでした。本当にありがとうございました。
でもまた会えます!!またお会いできる日まで皆さんお元気で。
神に感謝!
 
 
thumb_DSC_1767_1024.jpg
ナポリ駅
列車イタロに乗ってナポリからローマへ。
ナポリが思っていた以上に素晴らしく、またサンタ・キアーラ教会、ヴェールのキリスト像など感動の時間を過ごし、名残惜しい気持ちでナポリにさよならしました。
 
thumb_DSC_1772_1024.jpg
駅にはお面が。ヴェネチアの仮面とはまたちがう感じ。
以前何かの番組で、演劇の方がつけていたのを見たような。どうやらプルチネッラいうルネッサンス時代の仮面で行う即興劇、コメディア・デラルテの道化役の仮面のようです。街中に道化の人が出没するそうです。
 
thumb_DSC_8063_1024.jpg
2度目のイタロ。
thumb_DSC_8096_1024.jpg
イタロのお席にて。日本の新幹線のようなものらしいです。
雑誌が置いてあったり、お水やジュース、お菓子まで付いてきます。飲み物を置くところがぱっかり開いてゴミ箱になっているのには驚きました。時々デザインが素敵。
 
「ローマ巡礼」
thumb_DSC_1884_1024.jpg
ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世記念堂より
 
thumb_DSC_8126_1024.jpg
ローマに着きました。
私たち巡礼団はきれいにいつも整列して。絵本のマドレーヌちゃんみたい。
thumb_DSC_8140_1024.jpg
ホテルに着くとお疲れの体を大きなソファーが。あーすぐに眠ってしまいそう。
thumb_DSC_8470_1024.jpg
でもランチで目が覚めますよ。太麺のとっても美味しいチーズとトマトのパスタ。何に驚いているのか忘れました。
thumb_DSC_8176_1024.jpg
デザートのプリンが甘すぎず濃厚で美味しく癒される〜。元気を取り戻しました。
thumb_DSC_1916_1024.jpg
ナヴォーナ広場から小さな小道を行くと
thumb_DSC_8315_1024.jpg
パンテオン
ローマの教会群とはまたちがう古代遺跡の神殿。2000年ほど前に建てられたそうです。ミケランジェロが「天使の設計」と讃えるほどすごいそうです。鉄筋のないローマン・コンクリートというもので出来た世界最大のドームだそうです。建築関係の人は、1日眺めていても飽きないほど見所満載なのだそうです。
thumb_IMG_7168_1024.jpg
たくさんの人人人。
thumb_DSC_8223_1024.jpg
なんと美しいドーム。ただ一点の天光だけで全体を照らすこの明るさ。素晴らしい。古代人はなんて進んでいるのでしょう。
thumb_DSC_8295_1024.jpg
サン・ルイージ・ディ・フランチェージ教会
thumb_DSC_8277_1024.jpg
カラバッチョの名画マタイ三連作の「聖マタイの召命」「聖マタイと天使」「聖マタイの殉教」
今更ですが、この巡礼旅は「レニャーノの聖テレジアとイタリアアート&バイブルの巡礼」というテーマ。みなさん絵画講座を毎週受けられている、アートに興味のある方々ばかり。迫り来るような迫力のある本物を前に、目を輝かせています。どの絵が一番胸を打ったかで盛り上がりました。私は左の「聖マタイの召命」が好きで楽しみにしていました。この写真では見難いですね。ゴメンなさい。光の具合が絶妙で、端にさりげなくいらっしゃるキリストの姿が美しいんです。でも3作どれも迫力があってその強さに圧倒されました。カラバッチョさん。ちょっとハマってみようかな。
thumb_DSC_8330_1024.jpg

サンタ・マリア・ソプラ・ミネルバ教会

thumb_DSC_8354_1024.jpg
ラピスラズリの青い天空。バラ窓に光が差し込み、虹色に輝いていました。
thumb_DSC_8334_1024.jpg
シエナの聖カタリナが埋葬されているドミニコ会の教会です。トシオさんは洗礼名がドミニコで、妹がカタリナ。何かご縁があるに違いないです。
以前に来た時よりも、明るくてこんなに美しかたんだと再感動。見所満載すぎて、またゆっくりまとめたいなあと思います。
thumb_DSC_8362_1024.jpg
この日は、「サンタ・ゴスティーノ教会」でごミサにミサに与りました。
thumb_DSC_2174_1024.jpg
この祈祷台でパパ様(フランシスコ教皇)も祈りを捧げたそうです。この日は「帰天された人々のために祈る1日」。
亡くなられたすべての方々、自然災害、戦争で犠牲になった方々のために。そして神父さまがみんなの家族や親しい方々のお名前を呼んでくださいました。涙がまた溢れました。自分たちにとっても大変な心の癒しになりました。
thumb_DSC_8459_1024.jpg
ディナーのひと時。なかなか二人揃ってお写真が撮れないのでありがたい1枚です。
この日もとっても美味しいお食事をいただきました。ムール貝のパウタかな。ワインも頂いて。イタリアのワイン、美味しいです。ワインに詳しい団長に選んでいただいていますので、間違いなしです。二人とも全然詳しくないので、勉強になるし、本当に美味しくって、楽しくて体も元気になるんです。素材がいいのでしょうね、イタリアに来ていろんなワインを頂いていますが、全く悪酔いせず、夜ぐっすり眠れるのでびっくりです。ワインは大好きなのですが、普段は喉が痒くなったり、頭が痛くなったりするので、次の日歌の練習に響くと嫌なので滅多にいただかないのですが、、。(せいぜいグラスに少しですが)。
特に、頭痛が心配で、、。若い頃、小学校の頃から偏頭痛に悩まされ、それでも年に何回かだったのが、近年頻繁にやってくるので、更年期かな〜と諦めていたのですが、イタリアに着いたらぴったりとなくなりました。ただ、行きの飛行機で症状が現れてしまって、飛行機がよく揺れたこともあって、朝ごはんしか食べていなかったのに飛行機の中で5回も戻してしまいました。薬も効かず(すぐに戻してしまうので)、頭ガンガン。みなさんに出発から心配をおかけして。本当に情けない。本当にゴメンなさい。でも最後の着陸の揺れのおかげで、一気にすべて出し切ってしまったようで、飛行機を出たらすっきり。あら不思議。あんなに気持ち悪かったのが嘘のようです。神さまありがとう。放心状態でしたが、心も体も本当に空っぽの状態で巡礼がはじまりました。乾いた軽い空気も体に楽なのか、その後全く具合が悪くなる気配もなく今日も元気に過ごしています。まだイタリア効果が続いているのかな?
 
thumb_DSC_2285_1024.jpg
サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会
イタリア2日目は「サンタ・マリア・デッラ・ヴィットーリア教会」でのおミサから始まりました。
thumb_DSC_2292_1024.jpg
パイプオルガン
小さな教会ですが、きらびやかでヴィットーリア(勝利)の合奏が聞こえてきそうな装飾です。天使がいっぱい飛んでいます。
thumb_DSC_2323_1024.jpg
ベルニーニ作の「聖女テレサ法悦」
美しい!芸術家たちが神さまに心捧げたように、私も神さまに心の全てを捧げたい。今日は朗読と独唱の日。
thumb_DSC_2364 1_1024.jpg
オリジナルの「ピエ・イエズ」を独唱させていただきました。
前回ここに来た時に、いつかここで歌いたい。と思っていたのですが、本当に夢叶うと思いませんでした。神に感謝。
thumb_DSC_8510_1024.jpg
おミサに参加してくださったイギリスの観光客の方と。声をかけてくださって、大変嬉しかったです。よほどご縁があったのか、その後、観光中の美術館や街中でばったり出会いました。こんなことってあるんですね。いつかまたどこかでばったりであうかもしれません。そう思うと旅をするのがまた楽しみになります。イギリスにも行きたい!!本当にありがとうございました。
 
「トラステヴェレ」
thumb_DSC_8568_1024.jpg
トラステヴェレとは、テヴェレ川の向こう側という意味。下町と言われているそうです。ローマの都会から少し離れ、静かで建物も素朴で大好きな地区です。日差しが強く、道もガタガタしているので、歩くのも大変です。近年ローマだけに限らずですが、豪雨に見舞われることが多く、古い街の石畳は、水が隙間から入って地盤が緩みガタガタになってしまっているそうです。運転の眠気覚ましになるなどと理由をつけて、結構そのままにしているそうで、バスなんて乗っていると凸凹すぎて飛び上がってしまったりします。結構危険です。おおらかなのか、面倒くさがりなのか、わかりませんが、石畳の修繕は大変そうですね。みんで手を取り合って巡礼の道を歩きます。
thumb_DSC_8598_1024.jpg
サンタ・チェチーリア・イン・トラステヴェレ教会
白亜のファザードとローマ時代のかめが青い空によく映えます。バラの花がまだ少し咲いていました。美しい。
 
thumb_DSC_8694 1_1024.jpg
この教会は私の洗礼名セシリア(イタリア語ではチェチーリア)の教会です。聖セシリアは2世紀ごろこの地に住んでいました。音楽家と盲人の守護聖人。神を賛美するのに楽器を奏でながら歌っていたという伝説があるそうです。
thumb_DSC_8623_1024.jpg
ステファノ・マデルノの彫刻「聖セシリアの殉教」殉教切られた痕が首にあります。1599年にお墓が開けられた時のままの姿を写したそうです。もう何百年も経っているのに、腐ることなく、、。奇跡、、。
thumb_DSC_8637_1024.jpg
地下にはクリプタがあり、聖セシリアのご遺体が埋葬されています。ネオ・ビザンチン様式のモザイク。美しい天使たちに見守られています。
thumb_DSC_8660 1_1024.jpg
鳴り響く音楽のなかで
乙女カエキリアは
主にだけに向かい祈る
主よ 汚れなき心と体を
主よ 恥じることがないように、、、
(グレゴリオ聖歌より)
thumb_DSC_8685 1_1024.jpg
クリプタのある地下には、ローマ時代の遺跡がたくさん。
thumb_DSC_8729 1_1024.jpg
2度目のトラステヴェレ。夏は緑がいっぱいで、青空も広がり、気持ちがいいなあ。
thumb_DSC_8795 1_1024.jpg
ボルケーゼ美術館
壮大な緑の森の中にある美術館。前回は公園をひたすら散歩しましたが、今回は念願の美術館に行くことができました。
thumb_DSC_8823 1_1024.jpg
完全予約制のおかげで、人で溢れることなく、じっくりゆっくり見ることができました。美しい絵画や彫刻に心が浮ついて、味わうことができたかはわかりませんが、神父様やガイドの方の解説や、絵画講座の資料の勉強のおかげで、作者は何を描きたかったのか、一つ一つのモチーフが何を意味するのかなどなど、そこを見つける喜びで胸躍りました。お家に帰って資料を見直してみると、資料で初めて見たときとは違い、もうすっかりその絵が心に刻まれていることがわかり、嬉しかった。百間は一見に島ならずです。
 
おーまた長くなりそうです。今日はここまで。またにしよう。
 
 

thumb_DSC_1155_1024.jpg

ナポリのヴェスヴィオ山と夜景より

 

thumb_DSC_7535_1024.jpg

サンタルチア港にあるLa Bersaglieraというレストラン

 

ナポリの教会でものすごいゲリラ豪雨にあったけれど、夕方には止み、サンタルチア港にあるレストランへみんなで行きました。

thumb_DSC_7548_1024.jpg

卵城を眺めながらのディナー。大きなパスタのボンゴレがとっても美味しかったです。

思わずサンタルチアの歌を口ずさみたくなりますね。

 

Sul mare luccica, l'astro d'argento

Placida e` l'onda prospero il vento

Venite all'agile barchetta mia

Santa Lucia! Santa Lucia!

 

輝く海の上 銀色の星

穏やかな波 いい感じの風

軽やかに進んで 私の小さな舟

サンタ・ルチア! サンタ・ルチア!

 

thumb_DSC_1191_1024.jpg

ホテルの窓から眺めた朝のナポリ

thumb_DSC_7629_1024.jpg

朝一番にサンタ・キアーラ教会へ

この聖堂の向こう側には

thumb_DSC_7661_1024.jpg

修道女たちの礼拝堂があります。古の壁画、派手な装飾のない静寂な空間。

そこでおミサをさせていただきました。少人数の私たちの声は、天使たちが一緒に歌っているのではないかと思うほどに壮大に広がり、祈りの歌たちが天空に響いてゆきます。祈りの美しい言葉と音の響きに涙がこみ上げてきました。

thumb_DSC_1344_1024.jpg

キリストの恵み アーメン

thumb_DSC_7695_1024.jpg

サンタ・キアーラ教会の修道院の回廊

thumb_DSC_7709_1024.jpg

マヨルカ焼の装飾がとっても有名。思った以上に美しく、また絵がとっても可愛くってマヨルカ焼にファンになりました。

thumb_DSC_1393_1024.jpg

サンタ・キアーラが動物たちに食物を与えている絵が、なんとも愛嬌があって可愛い!!

thumb_DSC_1409_1024.jpg

ぶどうやオリーブ、レモン?などの木が太陽の光りに生き生きとしていました。

thumb_DSC_7765_1024.jpg

壮大なプレゼンピオが飾られていました。フランチェスコ会の女子修道院ですのでさすがの規模です。

 

教会を出ると、その町はスカッパナポリと呼ばれ、いろんなお店がひしめき合って、人もたくさん。治安が悪いそうなので用心しながらの町歩き。でもとっても面白いところでした。

thumb_DSC_1518_1024.jpg

thumb_DSC_1519_1024.jpg

thumb_DSC_7788_1024.jpg

thumb_DSC_1537_1024.jpg

thumb_DSC_1545_1024.jpg

thumb_DSC_7797_1024.jpg

わーおいしそう。「ババ」というお菓子だそうです。ラム酒がたっぷり染み込んでいるそうです。

thumb_DSC_7801_1024.jpg

サン・セヴェーロ教会

わ~すごい人が並んでいます。ここにはヴェールのキリスト像が大変有名で、それのためにこんなに人が、、。とても小さな教会なので人数制限しているそうで混み合ってしまうそうです。でも私たちもここを目指していましたので列へ加わります。並んでいる間ガイドさんがナポリの楽しいお話を聞かせてくれましたのであっという間の順番でした。

外の賑やかさと一変し、そこは光と影の空間。プライベートな教会のため撮影は禁止。でも本当に「ヴェールのキリスト像」、息をのむほど美しかったです。もっとじっくり眺めたかったけれど、、。この時期は難しいようです。冬がオススメ!もう一度「ヴェールのキリスト像」に会いに行きたいです。いつかきっと。

thumb_DSC_7853_1024.jpg

ピオ・モンテ・デッラ・ミゼリコルディア教会 

八角形の聖堂には七つの小さな礼拝堂と祭壇があるそうです。

カラヴァッジョの傑作「慈悲の7つの行い」(左の絵)の迫力のある絵に驚かされます。

観光客にあまり知られていない教会なのだそうで、静かにじっくり眺めることができました。

それぞれに美しい祭壇画がありますので見応えたっぷりです。

thumb_DSC_1663_1024.jpg

お昼にはナポリといえばこれ「ピッツァ マルゲリータ」いただきました。なんて美味しいのかしら。チーズとトマトのとろける味が最高です。

thumb_DSC_1676_1024.jpg

巡礼をご一緒したSさんは、出会うすべての人々に日本で用意していた鶴の折り紙をプレゼント。イタリア人みんな大喜び。Sさんのおかげでみんなハッピーになれて、感謝感謝。

thumb_DSC_7899_1024.jpg

どさくさに紛れて、なぜかツーショット。美味しいピザごちそうさまでした!!

 

thumb_DSC_7911_1024.jpg

レモンのスムージーのお店

巡礼の皆さんとの見学の後は自由時間となり、トシオさんとサンタルチアの港までぐるっとお散歩しました。

夏のナポリ、東京も暑かったけれど、ナポリもやっぱり暑いです。日差しが強いし、海風で湿り気もあるので、体力が奪われます。

そこにレモンのスムージーが体にじわーっと染み込み、本当に回復したような気持ちになります。甘すぎず酸っぱくって美味しかった~。

thumb_DSC_7925_1024.jpg

ヴィットーリオ・エマヌエーレ2世のガッレリアのモザイク

thumb_DSC_7924 (1)_1024.jpg

よく二人似ていると言われるので(よく見ると全然ちがう)、すっかり双子のような気持ちで、双子座のモザイクの上で撮影してみました。

thumb_DSC_1696_1024.jpg

前日にレストランから眺めた卵城にも登ってみました。

thumb_IMG_5962_1024.jpg

ナポリの街が夕日に照らされ美しい。下を見ると断崖絶壁。海が青く透き通ってきれいでしたよ。

thumb_IMG_5951_1024.jpg

ヴェスヴィオ山。

thumb_IMG_5988_1024.jpg

港とヴェスヴィオ山。

ヴェスヴィオ山が本当にみんな大好きなようです。桜島と似ているそうで、ナポリと姉妹都市のようです。

thumb_DSC_1717_1024.jpg

街の中にある、ちいさなサンタ・ルチア教会にも立ち寄りました。

thumb_DSC_1721_1024.jpg

クーポラの絵が不思議なテイストで可愛かった。

thumb_IMG_7167_1024.jpg

プレビシート広場

サン・フランチェスコ・ディ・パオロ聖堂があり、パンテオンのような丸い神殿で真っ白で荘厳な教会でした。

thumb_DSC_8016_1024.jpg

夜には可愛らしいレストランで、みなさんとご夕食。

店内がファンシーで可愛いお店で、お料理もとっても美味しいかったのですが、お飲み物が何度お願いしてもいくら待っても、、。大変賑わっていましたからてんてこ舞いだったようで。

thumb_IMG_5998_1024.jpg

でもその待ち時間のおかげで、普段聞けないお話などたくさん神父様やみなさんとお話ができて大満足。日本ではありえないけど、ナポリ時間をみんなで楽しみました。

 

~~~~~~~~

あ、、、少しと言っていたのにまたもっと盛りだくさんに。ナポリだけで、、、。

また次回に~。

 

 

 

 

 

thumb_DSC_1732_1024.jpg

ナポリの街並み

 

夏も終わり虫の音が心地よい季節となりました。

今年の夏は、素晴らしい時を過ごしました。

私たちの心の家族であります、教会の方々とイタリアへ巡礼の旅へ行きました。

今までのどんな旅よりも、心満たされる感動の旅となりました。

日々のささやかなどんなことも喜び溢れる時間。

全てが私たちの宝物となりました。

 

忘れないようにじっくりまとめたいなあと思うのですが、帰ってきてから日々に追われて、なかなか、、、。

今は九州に戻って、今週末の長崎の佐世保でのコンサートに向けて練習しています。

でも、少しだけブログにアップしてみようかなあ。

 

「レニャーノ巡礼」

thumb_DSC_5561 (1)_1024.jpg

ミラノから西北西に位置するレニャーノにあります「幼きイエスの聖テレジア教会」

thumb_DSC_8935_1024.jpg

おミサの中で、独唱。初めての体験です。

聖テレジアの教会で、オリジナルの「ああ愛しい聖母マリア」を歌わせていただきました。

すべてを神さまに委ねて、、、。

thumb_DSC_5624 (1)_1024.jpg

修道院の中も案内していただき、修道士さんたちが作られている生き生きとした農園も見せていただきました。いただいたトマトが本当に美味しかった。

thumb_DSC_9060_1024.jpg

60年以上日本の教会にいらっしゃったカルメロ神父さま。なんとお優しいお顔。私たちを心より迎えてくださりました。

 

「パヴィア巡礼」

thumb_DSC_5780_1024.jpg

ロンバルディア・ルネッサンスの傑作と言われる「パヴィアの修道院」

朝の光に包まれて、なんと美しい。

thumb_DSC_9323_1024.jpg

修道院の猫ちゃん

thumb_DSC_9452_1024.jpg

祭壇を囲んでのおミサで、心一つに。

thumb_DSC_9486_1024.jpg

美しい中庭。

thumb_IMG_7091_1024.jpg

たくさんの観光客の方々と見学。マリアさまの絵画の前で祈りを唱えます。国は違っても皆それぞれの言葉で心を合わせ、、。

 

「ジェノバ巡礼」

thumb_DSC_6033_1024.jpg

ジェノバの港。たくさんの船と美しい街並み。

thumb_DSC_5949_1024.jpg

サン・ロレンツォ大聖堂。

thumb_DSC_6072_1024.jpg

ジェノバ水族館で、一休み。ヨーロッパ1の水族館に心躍ります。

thumb_DSC_9857_1024.jpg

美しいイルカさん。人懐っこく寄ってきてくれます。

thumb_DSC_6065_1024.jpg

thumb_DSC_6068_1024.jpg

大好きなクラゲもたくさんいました。

thumb_IMG_5790_1024.jpg

船のデッキような水族館からは、ジェノバの街が一望できます。

ヨーロッパ1だけど、日本の水族館は本当にすごいんだなあと改めて感じることができました。旅のみなさん曰く、「江の島水族館ぐらいかなあ、、。」みなさんお疲れの中、トシオさんだけは心躍っていました。大好きな大航海時代に思いを馳せているようです。

thumb_DSC_0082_1024.jpg

バスにてジェノバの小さな町へ。

thumb_DSC_6121_1024.jpg

「聖バルトロメオ・デッラ・チェルトーサ教会」回廊

中庭がサッカーの練習場になっていました。さすがサッカーの盛んな国イタリアです。子供達が練習に来るそうです。

途中、ジェノバの崩落した橋のそばを通りびっくりしました。

thumb_DSC_6150_1024.jpg

荘厳で美しい聖堂にておミサ。ヴァル・ポルセヴェラという ジェノバの谷にあるまちで、この町のそばの橋がつい1週間前ほどに崩落して、大惨事になった場所でした。バスの途中でその橋を見てびっくりしました。今日もこのミサの後、犠牲になった人々の葬儀が行われるそうです。みんなで犠牲にあった人たちのために祈りを捧げました。

 

 

「フィレンツェ巡礼」

フィレンツェでは、2泊して充実した時間を過ごしました。

thumb_DSC_6523_1024.jpg

サンタ・マリア・ノベッラ教会

美しい夕暮れの青い空。

 

thumb_DSC_6441_1024.jpg

ピッティ宮殿のパラティーナ美術館にて

素晴らしい作品の数々にうっとり。ラファエロやティツィアーノ、フィリッポ・リッピなどの作品がまじかで見ることができるなんて。夢のようです。一目惚れする絵にも出会えて、ひとりうっとり眺めたり、、。

thumb_DSC_6349_1024.jpg

団長の稲川神父さまの解説で、目を丸くすることなく、じっくり見ることができました。

thumb_DSC_6274_1024.jpg

宮殿内部は本当に豪華で美しい。

thumb_DSC_6296_1024.jpg

太鼓をそのままインテリアに。

thumb_DSC_6528_1024.jpg

月夜が美しく、いつまでも散歩していたくなります。

thumb_DSC_6551_1024.jpg

フィレンツェ巡礼で楽しみにしていたサン・マルコ修道院にあります美術館へ

thumb_DSC_6615_1024.jpg

この階段の奥に有名なフラ・アンジェリコの「受胎告知」が

あまりの美しさに言葉もありません。

絵を囲んで巡礼の皆さんとアベマリアの祈りを唱えました。心が温かくなり涙こぼれました。

thumb_DSC_6656_1024.jpg

独房が続いています

thumb_DSC_6626_1024.jpg

それぞれの独房にキリストの生涯を描いたフレスコ画が。

thumb_DSC_6752_1024.jpg

サンタ・マリア・カルミネ教会

thumb_DSC_0530_1024.jpg

サント・スピリト教会で、「月の祈り」を独唱させていただきました。

thumb_DSC_6936_1024.jpg

念願のサンタ・マリア・ノベッラ薬局にもよっていただきました。薬局とは思えないほどの美しさ。

thumb_DSC_6962_1024.jpg

自由時間に、街散策。

thumb_DSC_7038_1024.jpg

映画「インフェルノ」の舞台となったヴェッキオ宮殿にトシオさんと探検。

thumb_DSC_7047_1024.jpg

ダンテのデスマスク。なんだか厳しい顔。

thumb_DSC_7054_1024.jpg

窓からはドォーモが。

thumb_DSC_7085_1024.jpg

かっこいいダヴィデとトシオさん

thumb_DSC_7105_1024.jpg

ヴェッキオ橋

thumb_DSC_7114_1024.jpg

ヴェッキオ橋にて

thumb_DSC_7135_1024.jpg

ヴェッキオ橋を背に

thumb_DSC_7142_1024.jpg

宮殿の中に不思議な滑り台

thumb_DSC_7149_1024.jpg

オンニ・サンティ教会では、夕方のおミサが行われていました。

thumb_DSC_7154_1024.jpg

おミサ中でしたので、入り口にありました聖テレジアの絵の前で静かにお祈りしました。

thumb_IMG_7136_1024.jpg

巡礼の皆さんとのお食事はいつも楽しいひと時。みなさん心温かい方ばかりで、いろんなことを教えてくださるのであっという間に時間が過ぎてしまいます。この日はとびきり美味しいお料理とワインに旅の疲れも一気に吹っ飛びました。

 

thumb_DSC_7180_1024.jpg

列車イタロに乗ってナポリへ

 

「ナポリ巡礼」

thumb_DSC_7230_1024.jpg

国立カポディモンテ美術館

thumb_DSC_7288_1024.jpg

ここにも大好きな絵がたくさんありました。

thumb_DSC_7451_1024.jpg

ナポリのドォーモ

thumb_DSC_7416_1024.jpg

サン・ジェローナ博物館にはものすごいお宝が、、。

thumb_DSC_0991_1024.jpg

大きな聖堂にミサの歌が響き渡りました。

thumb_DSC_7506_1024.jpg

あー美しい。

thumb_DSC_7511_1024.jpg

この日、ものすごい嵐がやってきて、締めていた門や扉が開いてしまうほどの風と豪雨。聖堂の真ん中まで雨が入ってくるほどでした。雨宿り。しばらくして雨が上がり、無事にホテルへ。これもまた楽しい思い出。

 

~~~~~~~~~~~

少しと言っていたのに、ついつい長くなちゃう。

また後半、載せられたらいいなあ。

 

hiroa04.jpg

8月の4日から26日まで銀座で開催されています「小さな日本画展」に行きました。

DSC_5255.JPG

義理の妹、太宰宏恵さんの日本画の個展です。

DSC_5258.JPG

 

モダンでスッキリしたショールームに宏恵さんの絵が優しく添えられ、大きなソファーに腰掛けながら大変癒される時間を過ごさせていただきました。

 

DSC_5259.JPG

宝石のような輝きを持つ日本画にうっとり。

お花も鳥も虫さんも、なんて繊細で美しいのでしょう。

ちょっと盛り上がって立体のように見えたり、宏恵さん独自の表現方法に、皆さんあっちから見たり、こっちから見たり。光の加減でもいろんな表情を見せるので不思議ですね。

 

DSC_5321.JPG

個展の最終日には、宏恵さんのワークショップもあり、日本画の体験が出来ます。

一足先に、私もワークショップを体験させていただきました。

 

DSC_5320.JPG

宏恵さんの丁寧で優しい説明に、安心して楽しくはじめられました。デッサンはちょっと難しすぎるので、あらかじめ先生に書いていただいたものを、自由に組み合わせて、構図を決め、転写して、下地を塗り、色をつけて、、、。わ~なんて日本画って大変な作業なのでしょう。筆で線を書くだけでも手が震えて思うように描けません。でも集中して一生懸命描くのはなんて楽しいのかしら。

DSC_5339.JPG

絵の具作りも大変です。今日は宏恵先生が説明してくれながら作ってくれました。これは長年の経験が必要なようです。色塗りはとっても難しいけれど、色が美しくて、お花がだんだん咲いてゆくような、ワクワク感の中で描くことができました。塗った時と、乾いた時が違うので、薄く薄く少しずつ。

DSC_5351.JPG

なんとか時間内に出来上がりました。もう随分絵を描いたり、筆を使ったりしていなかった私ですが、宏恵先生のおかげで、なんとか描くことができました。はみ出したり、線がゆがんだりですが、色がとっても綺麗なので満足です。思い出に残る作品となりました。とっても楽しかったです。

DSC_5204.JPG

一つ一つの作品を丁寧に説明してくださる宏恵さん。土曜日、日曜日は見えられているそうです。居心地がよくて、見に来られたお客さんは、1時間も2時間もゆっくりされるそうです。私たちもついつい長居してしました。宏恵さんの思いがじんわりつたわり、愛おしさを感じる絵画たち。是非是非会いに行ってくださいね。