file_518c8.jpeg

ハロウィンも終わり、あっという間の11月。今年はばたばたとした移動が多く、また北海道への旅もしたので、なかなか慌ただしく、じっくり作品に取り掛かることができませんでした。

この秋冬は九州の実家で作品制作に励むことにします。

トシオさんも疲れが出たのか、秋になってアレルギーが出始め、鼻炎や咳がなかなか抜けず、ちょっと辛そうです、、。早く治るといいなあ。私の方も、先日の祝賀会が終わって、一休みにと家族で軽井沢のお宿にゆっくりお泊まりのはずが、急に下がった気温に耐えられず、久々に風邪を引いてしまいました。せっかくの楽しいはずの時間を台無しにしてしまいとほほ、なんと情けない。

でもとっても素敵なお宿で、また行きたいなあ。飲泉することが出来る温泉が美味しくて、あの温泉で湯豆腐なんてしたら美味しんだろうなあ~なんて思いながらお宿でじっくり体を休めました。またこの時期だけのりんごのお風呂の甘い香りが忘れられないなあ。そんなわけで、長野から九州までの旅は二人体調不良と、台風の恐怖のなか、冒険することもなくなんとか実家まで~。

 

それでも、長野は秋めいて、紅葉が見られました。途中体調が少しでも良くなるといいなあと思い、伊那市にありますゼロ磁場に立ち寄りました。以前何度か訪れてますが、私の波長ととっても合うのか、いつも体調が良くなるので、この風邪も吹き飛ぶといいなあと祈りを込めて。

 PNG image.jpeg

メディアで紹介されたからか、ここを訪れる人が多いようで、今はシャトルバスでしか現地まで行けないので、お金もかかるしちょっと気軽ではなくなっているのが残念です。また山の散策も出来なくなって、、。ずっと前は湧き水をくめたり、もっと自然と一体となれた感じだったのですがそれも出来ず。今は整備された観覧席に座り自然を眺めるような、木の腰掛けで、じっと静かに座るそれだけの場所です。それでもゼロ磁場には変わりがないので、ゆっくり1時間ほど腰掛けてきました。

PNG image.jpeg

この時期、雨が多く、気温もぐんと下がるので風邪引きには酷かなあと思ったのですが、お天気には恵まれて、暖かかな日でしたので本当に良かった。ぼんやりしていると、木々は風に揺れる音、いろんな虫たちの足音や、羽音、鳥の鳴き声など聞こえてきて、大地の音楽会に来たようでとっても癒されました。すると滝のように流れ落ちていた鼻水も止まり、体がぽかぽか温かくなり元気が湧いてきました。嘘みたいに体調が良くなって、、。風邪もすぐに治りました。本当にゼロ磁場は自分に合うんだなあと再確認しました。まったく不思議な場所です。

file.png

今年の春に亡くなった大好きな小澤さんがクリスマスやお祝い事があると、プレゼントしてくれていた「hana」のハロウィンの可愛いクッキー。小澤さんの奥様の幸子さんが関町協会のテレジア祭でプレゼントしてくださいました。あんまり可愛くて食べるのがいつももったいなくて、、。ハロウィンがやってきたので、楽しく頂きました。一つ一つ手作りの可愛いクッキーは、見た目だけでなく本当に美味しいクッキーで、大ファンな私たち。小さいもの好きの小澤さんがニコニコ可愛いクッキーを眺めている姿が目に浮かぶようです。

幸子さん本当にありがとうございます。

file.png

ハロウィンの日は、悲しい出来事もありました。実家の近所の同級生のお父様が亡くなられてお通夜に行きました。同じ月の10月初めにお母様も病気で亡くなられ、、本当に悲しい出来事でした。仲のいいご夫婦で評判で、ご長男が「きっと二人一緒にいたかったのでしょう。」という言葉で、悲しみの気持ちが優しさへかわり、きっと夫婦仲良く豊かで素敵な人生を送られていたんだなあと思い、心が救われました。天の神様のところできっと二人はまた一緒にいることでしょう。そのやさしい愛が残された子供たちに降り注がれ悲しみを癒してくださいますよう祈ります。

キリスト教では11月は死者の日と呼ばれ、先立って天に召された人々に祈りを捧げられます。今年は大好きな方々とのたくさんの別れがありました。残された人たちの悲しみをどうか救ってくださいますように。

関町協会の神父様が定期的に送って下さる文章の中に素敵なメッセージがありました。

『「その日がいつであるか、誰も知らない」それゆえに「いつも目覚めていなさい。常に備えていなさい」(キリストの言葉)

わたしたちは一日を終えると、もうその一日をやり直すことは出来ません。つまり、その一日を生き、その一日を死ぬのです。それゆえに今日という一日をどう過ごすのかを考えて生きる人とそうでない人の差は大きいと思います。死者の月は、亡くなられた方々のために追悼の祈りをささげるためという目的だけでなく、今、生きているわたしたち一人ひとりが自分の人生をどのように悔いなく生きているか、そうではないかを考える時でもあると思います。』

毎日が奇跡のような大切な1日。生かされていることへの感謝と、愛を込めて1日1日を大事に過ごしてゆきたいです。

20171018-6.jpg
学校を卒業してからの初舞台以来、ずっとお世話になっています、新潟県の魚沼市で外科医院をされている庭山昌明先生が、今年の4月に、瑞宝双光章の叙勲を受賞され、その祝賀会が魚沼市で行われ、お祝いに行きました。
47年前、子供達の健康を維持するためには、学校の先生と保護者、地域が一体となって啓発、指導に取り組む必要性を訴え続け、毎年「魚沼市学校保健会研修会」を継続して開催。その継続は魚沼の子供達の健康や体力向上へとつながり、それが認められ、受賞をされたそうです。(庭山先生のお礼の言葉より)
20171018 - 1.jpg
見渡してみたら、お医者さん関係や新聞社や、新潟の知事さん、魚沼市長さん、文化会館の関係の方などなど、なんだか緊張です。
祝賀会の祝宴、ウェルカムコンサートで、チェレステ楽団の演奏をさせていただきました。
こんなに静粛な会で演奏させていただけるのは初めてでしたので、大変緊張しましたが、先生に喜んでいただければと心を込めて演奏しました。みなさんびっくりするほどじっくり静かに聞いてくださり、あたたかな言葉をたくさんかけてくださいました。うれしかったです。
 DSCF0695.jpeg
私が初仕事のミュージカル舞台の魚沼での公演で、リハーサル中にケガをしてしまい、その手当に先生が駆けつけてくださったのが先生との初めての出会いです。その時先生が私のミュージカルのパンフレットを持って現れ、まずサインをし、それから手当てをしてくださったのを思い出します。ちょっとの怪我でしたが、傷が深かったので温泉で、ばい菌が入らないようにと、念入りに包帯とビニールをぐるぐる巻いてくださいました。みんなにおおげさだと笑われましたが、お陰で、すっかり傷は癒えました。それがきっかけで先生と仲良くさせていただき、その舞台の後も、魚沼ではたくさんのご縁をいただき、たくさんのコンサートをさせていただきました。そして先生はどんな時でも私を励ましてくださり、音楽や歌を好きになってくださり、応援してくださいました。また、気管の弱い私のメンテナンスもしてくださり、新潟でのコンサートでは全く不安なことがないぐらいいつも楽しく演奏させていただきました。そしてこんなおめでたい受章の祝賀会で演奏までさせていただいて。本当に感謝の気持ちでいっぱいです。
20171018 - 4.jpg
わーこうしてみるとたくさんの方々。演奏も終わりほっ。
20171018 - 5.jpg
万歳!
20171018 - 3.jpg
庭山先生と
今年の11月で81歳になられる先生。現役で頑張られている先生は、しゃきっとされて本当にお若いです。
医療だけでなく、音楽や芸術も愛してやまない先生。縁もゆかりもないこの街を選び、自然豊かな魚野川のほとりで開業された先生は、地域の人々のために医療だけでなく、魚沼市の小出郷文化会館の創立から今まで深く関ってきました。たくさんのアーティストたちをこの魚沼の街に迎え、地元の人々とつないで、地元の人々の文化に対する思いを高めてくださいました。先生なしでは、今の魚沼の街はこんなに豊かな地域の人々の繋がりはなかったことでしょう。自然、医療、文化、芸術を一つに。日本中旅をしてもどこにもこんな素敵な街づくりをされているところは見当たりません。そんな素敵なまちとご縁をいただいたことに本当に感謝です。私にとって心の故郷である魚沼。本当にいつもありがとうございます。
 
そして庭山先生、本当におめでとうございます!!
 
 
スクリーンショット 2017-10-09 16.01.41 のコピー.jpg
10月8日、東京練馬の関町教会でのテレジア祭りの中で、チェレステ楽団のコンサートをさせていただきました。
お天気もよく、素敵な時間を過ごすことができました。

 

20171008 - 6.jpg
今年は関町教会創立60周年を迎え、信徒会館に創立からのたくさんの写真が飾られていました。(パノラマで撮影しています)
20171008 - 9.jpg
また教会の歩みや、いろんな方の絵画や七宝やも展示され、見所がいっぱいです。

 

20171008 - 7.jpg
たくさんの祈りが受け継がれてきたのですね。
 
そして、今年は聖テレーズの帰天120周年だそうで、私たちも何か聖テレーズの心に寄り添う曲を演奏できたらと、曲をこの日のために用意してきました。5月から北海道の大自然を巡りつつも曲の制作をし、また、北海道から九州に移動して、私の実家で作品の録音をしたりで、夏の間は聖テレーズで心がいっぱいでした。それはとても幸せなことと同時に聖テレーズの大切なお言葉の恵みを音楽にすることへの不安もいっぱいで、祈りの日々でした。でも常に聖テレーズの言葉が力を貸してくれて、ありのままの自分で感じることを音楽にしようと思ったら、すーっとメロディーが生まれ、それを奏でたり歌ったりすることが本当に充実した日々でした。
20171008a.jpg
聖テレーズにお守りいただいている教会の信徒会館での演奏。みなさんは私よりもずーっと聖テレーズに寄り添っていらっしゃるので、聖テレーズの言葉に耳を熱心に傾けて聞いてくださいました。本当に心が癒される時間でした。緊張で手が震えて本当にいっぱいいっぱいの演奏でしたが、心もいっぱいいっぱい込めて歌いました。
20171008sekimachi.jpg 
実は前日は興奮しすぎたのか、九州からの移動と気圧の変化のせいか、頭がパンクして偏頭痛になり、演奏できるかも怪しいほど車の中で寝込んでしまいました。朝まだ頭がズキズキする中、おミサでお祈りの歌と神父様のお言葉、そしてホスチアの恵みで心がすーっと落ち着き、肩の力が抜けて、演奏の時には頭痛も解消され、不思議と無心に演奏することができました。神様に感謝です。
 
20171008 - 3.jpg
演奏後は、みなさんとテレジアカフェにてランチをいただきました。大好きな神父様と東京のカトリック神田教会からもお世話になっている方々が駆けつけてくださり、いろんなお話を聞かせていただき、本当に楽しい時間でした。

 

20171008 - 2.jpg
ドイツのケルンの大聖堂ともつながりのある関町教会。今年はドイツをテーマにパンやソーゼージ、リンゴのケーキなど、信徒さんの手作りでいただきました。私たちの新婚旅行がドイツでしたので、なんだかその味がとても懐かしく、嬉しかったです。朝早くから準備をされていらした信徒の皆さんに感謝です。ごちそうさまでした。
20171008 - 5.jpg

今年の4月に亡くなられたルネッサンスダンスの先生、小澤高志さんの奥様も来てくださり、お話ができて嬉しかったです。

私たちがこうしてキリスト教の教えや祈り、文化など、心から大好きになったのも、小澤夫妻のおかげです。「きっとおじじ、ここにいるね〜。」
聖テレーズの言葉に、小澤さんの姿が見え隠れして歌っている時に涙がこぼれました。
小さいもの好きの小澤さん。きっと天国で聖テレーズさんとご一緒していることでしょう。

 

IMG_4301b.JPG
北海道や、京都、西宮、福岡などのカルメル修道院からテレジア祭りに向けて関町教会に送られたお土産をいただきました。
フランスのリジュのカルメル修道院での聖テレジアのように、愛を込めてつくられたお菓子たち。食べてしまうのがもったいないです。
でもとっても美味しそう。家族でゆっくりいただきます。ありがとうございました。
 
今年に入って、大切な友人や恩師、親戚など次々に亡くし、自分も去年終わりから今年の初めにかけて体調を悪くしたのもあって、生きることへの不安や、悲しみで地に足がつかず、ふわふわな状態でした。そんな中、聖テレーズに心を寄せ、音楽に集中することで本当に心も体も助けられ、癒されました。きっと聖テレーズのバラの雨の恵みのお陰。今日を迎えられて本当に幸せでした。
IMG_4308.JPG
大好きな神父様や教会の皆さんに今年も聖テレーズのお恵みのもとお会いすることができ本当に心から感謝します。
これからもチェレステ(天空)からの恵みをお届けできるよう、祈りを込めて、、。
 

20170817 - 1.jpg
フェリー姫島丸より

大分の実家に、3ヶ月ぶりに戻りました。暑い夏がまたやってきた感じです。北海道も全国で最高気温の日があったりで暑かったけど、やっぱり九州の比になりません。蒸し蒸し暑い〜。実家のお盆のお墓詣りも出来て、ひと段落、ゆっくりしようかなあ〜と思っていたら父が姫島に行って狐祭りを観たい!!と張り切っていましたので、なかなか思い切らないと、姫島なんて渡ることはないので、一緒に行くことに。
国東半島の伊美港より小さな船に乗って姫島へ。
20170817 - 4.jpg
姫島。古事記の「国生み」で、大島を生み、次に女島を生むとあり、その女島が姫島であると言われているそうです。
20170817 - 10.jpg
大帯八幡社
フェリーの発着所の海岸近くの大帯八幡社に行きました。姫島に来るもう一つの目的がありました。私の父方の祖父の姉の子供、と言ってももう84歳のすずさんというおばあさんなんですが、その方に会いに行きたいという目的です。すずさんはこの神社に嫁いでいて、祖父が生前に「すずに会いたいなあ」と話していたのを思い出してずっと会ってみたいなあと思っていたそうです。

20170817 - 7.jpg
旅のご加護とご縁をお祈りしました。

20170817 - 9.jpg
そしておみくじを引いてみました。チェレステ楽団はでひいてみたら、末吉でしたが、カゴの中の鳥がやっと自由になって空へ飛び立つ時、というお言葉が書かれていて、なんとも嬉しいおみくじでした。
20170817 - 11.jpg
すずさんの今住まれているお家がどこにあるのかわからず、神社の近くをうろうろ。通り掛かったおばあさんに声をかけたらなんと、すずさんでした。
20170817 - 14.jpg
懐かしいお話に花が咲いて、父もすずさんもとっても嬉しそうでした。すずさんは今84歳だそうですが、自転車にまだ乗っていたり、びっくりするほど記憶もはっきりしていて、9人もいる父の兄弟の名前もみんな覚えていました。表情も豊かでとってもかわいらしいすずさん。
洋裁が好きで、今でもお洋服を作っているそうです。私も大好きなのはすずさんに似たのかなあ〜。お会いできて本当に良かった。お祭りでお忙しい時にありがとうございました。
20170817 - 17.jpg
姫島は、車海老の料理が名物だそうで、お昼にいただきました。でも私は少し頭痛がして気持ち悪くて食べられませんでした。残念。
20170817 - 18.jpg
朝から曇りで、雨も降り出して、お天気も良くないのでとりあえずお祭りまで温泉に行くことに。巡回バスに乗って拍子水というところへ行きました。ここから炭酸水素塩泉が湧き出ていました。しゅわしゅわっと美味しいお水でした。長湯温泉のような味でした。温泉に入ると頭痛も和らいで、少し元気になりました。
20170817 - 22.jpg
まだまだ時間があったので、狐踊りのメイクとそっくりのお面の絵付けに挑戦しました。見本があるので気軽にできて楽しかった〜。
20170817 - 24.jpg
父は待ちきれず、海岸で散歩。そしたらテレビの撮影が来ていて、一人見物。狐の格好した人がカメラに向かって走るという映像を何度も撮っていました。
20170817 - 25.jpg
出来ました。左の黒いのはトシオさんのタヌキのお面です。狐踊りが有名ですがタヌキ踊りもあるそうです。
20170817 - 29.jpg
だんだん暗くなり、太鼓とおうたの声が聞こえてきました。たくさんの会場が島じゅうにあって、島の人たち総出で旋回して踊るそうです。
20170817 - 31.jpg
島の子供から大人まで、みんな踊ります。
20170817 - 33.jpg
私たちも、、、。なんだか猫ちゃんみたいになちゃった。トシオタヌキはよく似合います。
20170817 - 34.jpg
子供らがかぶるとそれっぽい。可愛いね。
20170817 - 35.jpg
さあ待ちに待った狐たちの登場です。
20170817 - 38.jpg
なんとも愛らしい踊りに大歓声です。ただ、ここのところ狐踊りが有名になり取材陣が多すぎてそれが雰囲気を壊していて残念でした。
20170817 - 39.jpg

こんな小さな子供まで。眠い目をこすりながらよく頑張りましたね。日中は雨が降り、中止になるかとヒヤヒヤでしたが、お天気が回復してお祭りは無事開催されて良かった。貴重な狐踊りも堪能できて、父も母も大喜び。ただ温泉で癒されたものの、そのあとまた頭痛が復活して私だけなんだか痛みを我慢しながらの見物で、狐に憑かれてしまったのではないか、踊りを見ているうちに引き込まれてしまいそうな気持ちがしました。帰りに船に乗ってくるまで走っているうちに、頭痛はすーっとひいて、嘘のように回復。やっぱり、、、。夏のホラー体験。なんだか夢のような1日でした。

でも素敵なすずさんに会えて嬉しかった。すずさんがお嫁に来た時には、手漕ぎ船で来たそうです。波が荒く反対側の岸まで行ってやっと上がることができたそうです。島に一人嫁いで、大変だったでしょうね。またお会いできるといいなあ。どうぞお元気で。

 
2017031115.jpg

私たちチェレステ楽団の大切な恩人、福岡のオーガニック野菜の宅配ファインの藤野良明さんが先日8月5日に天に召されました。いつも誰かのためを思い、応援してくださる、優しくてまっすぐな心の藤野さん。子供のような純粋な目で語られる、お野菜や人生の大切なお話は、放浪の旅をする私たちの心と体の支えとなりました。そして私たちの音楽を愛してくださり、いつも気にかけてくださりました。

5年前からご病気を抱えなからも、素敵な世の中になるために、一生懸命だった藤野さん。あんまり笑顔が素敵なので、ご病気がこんなにも早く進んでしまうなんて思ってもみなかったので、ホスピスに入られた時には本当にびっくりしました。
私たちが先月の北海道の旅を終え、フェリーに乗っている時に、ホスピスに入られた藤野さんからお電話がかかりました。「ここのホスピスは本当に素敵なところで、ホスピスのホールで私たちのコンサートをしたら、本当にいいと思うんだよ〜。僕はもう終わりが見えちゃったんだよね〜。だから会いたいんだよ。音楽が聴きたいんだよ〜。僕の一生のお願いだから福岡に来てここで演奏してほしい。」って涙ながらにお電話をいただきました。胸が苦しくて、トシオさんと船で泣きながら海を眺めました。悲しくて、会いたくて。こんなにも私たちのことを思ってくださる人が私たちの一生にうちにいるでしょうか。藤野さんに奇跡が起きてほしいと、秋田の涙を流す聖母マリア様のところへ行って、お祈りをしました。すると時々目をさますたびにお電話をいただいて、コンサートの打ち合わせをしてくださりました。ホスピスで最後の時を過ごされている方々のことを思って、プログラムや話のアドバイスをしてくださる姿に、「相変わらず素敵ですね。」ってお話すると、けらけらと笑って、声もハツラツとしてらしたので、きっとまだ大丈夫。マリア様が守ってくださると祈りも込めて、早く向かいたい気持ちを抑え、茨城のコンサートを一生懸命演奏し無事終わらせ、急いで茨城から福岡に向かいました。でも祈りは届かず、道中5日の朝に藤野さんが天に召されたと、お知らせが来ました。
 
 
7日の2時からホスピスでのコンサートの予定でしたが、その時間はご葬儀の時間となってしまいました。ホスピスでのコンサートは中止となり、礼服の用意もなかったのですが、奥様のご好意でご葬儀で演奏させていただけることになりました。コンサートで用意していた真っ白の衣装で出席させていただき、天へ行かれる藤野さんへ心を込めての演奏させていただきました。
前回のコンサートの時に、「これからはワンネスの時代。チェレステ楽団のワンネスの曲を是非作ってほしい!」と藤野さんに宿題をいただいていた曲を演奏しました。ホスピスで藤野さんに聞いていただけるのを楽しみにしていたのですが、、。聞いてくれたかなあ。出来立てで、まだ歌詞も指もしっかり覚えていなかったのですが、不思議とす〜っと歌詞も出てきて、指も動きました。でももう悲しくてお腹がぶるぶるするから、藤野さん支えて〜と祈りながら一生懸命歌いました。涙涙になってしまいましたが、心の底から胸がえぐられる思いで歌うという貴重な体験をさせていただきました。
私は、心の感情を抑えることが難しく、こんなシチュエーションでは、一言でも言葉を言った瞬間に泣いてしまうし、コンサートでもよく感情が溢れすぎて泣いて歌にならないことがあります。ウィークポイントです。だからトシオさんにやろう!と言われた時、もう絶対無理と思ったのですが、でも乗り越えなきゃ、これもきっと藤野さんが私に与えてくれた試練だと思い直し、演奏させていただくことにしました。涙になってしまったけど、最後まで諦めずに歌いきることができた私にとって、本当に大きな自信となりました。またこんな大役をさせていただいて、本当に本当に光栄でした。藤野さんの最後の私たちチェレステ楽団への応援、、。。藤野さんの大きな愛に包まれて本当に幸せでした。これからも天から私たちにいろいろ教えてください。支えてくださいね。空からのあなたの愛の恵みをこれからも奏でていきたいです。本当に本当にありがとうございました。
20170808 - 1.jpg
4日の夜中、なんだか眠れず、車のテントから空を眺めていたら、手の先がなんだかつぶつぶの小さな光の点になって、意識がざーっと上に登って行きました。藤野さんに会いに行かなきゃって、心が叫んでいたのを覚えています。上に行きたくて行きたくてもっと昇ろうとするのだけど、光の粒がマリア様のような暖かな光と一つになって、儚く私は地上に戻されました。その朝、藤野さんが天に召されたと、お知らせが来ました。藤野さんはあたたかなマリア様の光とともに天に召されたのだと思いました。
愛でいっぱいの藤野さん。
感謝の気持ちを込めて。